13日、ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社である「Classi株式会社」が、学校教育支援アプリ「Classi(クラッシー)」の情報流出を明かしました。利用していた高校生などは混乱している様子です。
■Classiとは
学校教育支援アプリ「Classi」は、学校ICT化を多目的にサポートする教育プラットフォーム。
「教育現場の環境変化を、先生方の負荷増加にするのではなく、これまでの指導をより効率化し、先生方が本来取り組みたかった指導にシフトさせる、新しい学びのかたちをお手伝いします」と、サービス展開しています。
新型コロナウイルスの影響で学校活動を休止する全国の高等学校のうち、教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」を未導入の学校に対し、機能限定版を無償にて提供。9日には、アクセス増加によって、無料提供を一時中断するほどの反響でした。
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■情報が流出した可能性
13日、「Classi」は学校教育支援アプリのシステムがサイバー攻撃を受けたことを報告。高校生ら約122万人分のIDや暗号化されたパスワードのほか、教師が任意で記入する自己紹介文2,031人分が流出した可能性があると発表しました。
なお、「Classi」によると、アプリを利用する高校は約半分、高校生の利用は3分の1程度とのことです。
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■「課題の確認できない」
この一件には、「やってくれたな…… 最近重くて入れんし!学校からの連絡入ってこないし!!! そこだけでも直してや」「入れないから課題の確認できないんだよ!」「セキュリティ甘すぎだろう」と困惑する声が続々と寄せられています。
以前には、会議や教育で導入されることが多い「Zoom」もセキュリティが懸念する声が高まり、米上院とドイツ外務省が使用しないよう要請がされています。
オンライン教育では、ますますセキュリティ強化が問われるかもしれません。安心して子供たちが学習できる環境が整うことを願います。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)