お笑いコンビ・ピースの綾部祐二さんが、10日にニューヨークの現状をインスタグラムで伝え、反響を呼んでいます。
■知人やファンから心配の声
ニューヨーク在住の綾部さんの元へは、知人やファンから「ニューヨーク大丈夫？」「日本も緊急事態宣言が出されたけど、ニューヨークは今どんな感じなの？」という声が寄せられたそう。そのため、ニューヨークに住む1人として現状を発信しました。
ニューヨークについて、悲惨な状況がかず多く報道されていますが、綾部さんは「緊急事態宣言が出されてから、ニューヨークのすべての人々が極端な絶望的な日々を送っている訳ではありません。ポジティブに明るく過ごしている方も、もちろんいます」と報告。
続けて「このたった数週間で、生活は確実に180度変わっています。人生が180度変わってしまった人々もいます」「この先どうなるのか分からないまま、それぞれの暮らしの中で、それぞれの不安を抱えながら生活をしていかなければならない」と、ニューヨークの現状を綴りました。
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■大変な中、協力し合う人々
インスタにつけた動画では、綾部さんが筋トレする様子が映し出され、「最近は部屋で一人ずっとこんな感じで退屈してます。でも、僕は経営者や会社員でもなければ、家族を養っている訳でもないから退屈と簡単に言えるんだと思います」と心情を吐露。
続いて、クオモニューヨーク州知事のスピーチや、ニューヨークに住む人からもらったメッセージを紹介しました。
知事は、「私の行動はあなたの日常に影響を及ぼし、あなたの行動も私に影響を及ぼします」と一心同体であることを語ります。学生たちは、「どこにいてもマンハッタンは人影もなく外出もできない状態なんで、信じられません…」と協力しながらも、この現状に戸惑い。
医療関係者たちは、計り知れないリスクにさらされています。同僚を22人も失う人や、年齢問わず亡くなるため、誰も安全ではないと話す人、仕事を失うモデルたち…多くの人が大変な思いをしています。
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■知事「愛は勝ちます。必ずね」
知事は「人命を犠牲にしてまで経済を優先するアメリカ人はいないはずです」と人々の心情を慮る発言をし、「10年後に今の状況を振り返った時、私たちは全力を尽くしたと言い合えるようにしたい」「たとえどんなに長く険しい日々になろうとも、愛は勝ちます。必ずね」と呼びかけました。
綾部さんは「ニューヨークに住む我々や海外に住む多くの日本人が、自分の家族や大切な人がいる日本が同じような状況になってほしくないと心から願っています」と訴えかけました。
子供達が過ごしやすいよう試行錯誤する人、なくなった入学式に“いつか”が来ることを望む人、家に出れない時間を有効活用すべくベストな自分を模索する人、やり損ねたことに挑戦する人、友達と連絡を取り合いアートの刺激を与え合っている人…ポジティブに生きようとする人が多くいます。
知事も世間もみんなが手を取り合うことで、過酷な環境下でもポジティブに乗り越えていこうと思えるのかもしれません。
★綾部さんの動画はコチラ
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（文／fumumu編集部・fumumu編集部）この記事の画像（1枚）
