「私なんて…」自分を否定する癖を直したい! 卑屈な考え方から脱出するには?
自分を否定する癖を直すには、どうすればいいのでしょうか? おすすめの方法を聞いてきました。
「あの人に比べたら、私なんて…」「興味はあるけどやめとこ、私には無理…」そうやって、自分を否定して過ごしていませんか?
新しいことに挑戦したいとき、自分を磨きたいとき、興味のある輪に入りたいとき、「私なんて…」の考えで邪魔されるのは悲しいですよね。
後ろ向きな考え方をやわらげる方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①「羨ましい」と伝えてみる
「私は、誰かと比べているときに卑屈な考え方になることが多いんです。『あの子はかわいいのに、私ってめっちゃブス』って。
そんなときは、いっそのこと相手に伝えてしまうのがおすすめです! 嫉妬心を隠していると、どんどん気持ちが沈んでいくんですよ。
正直に嫉妬していることを伝えることで、愛用しているメイク用品を教えてもらったり、相手のコンプレックスを聞けて親近感が湧いたこともありました。嫉妬していることを認めないほうが、苦しくなる気がします」(20代・女性)
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②「成功」を見直す
「卑屈になるときって、自分の成功の基準から外れているときだと思うんです。いい会社に入れなかったとか、スタイルが悪いとか、人からの注目が浴びれないとか。
でも、成功の基準を作ったのは自分じゃないですか。本当にその基準が自分にとっての成功なのか、見直してみるべきだと思います。社会的な成功と、自分の成功は違うから。
どうしたら自分が満足するかわからないのに、あやふやな目標に憧れていても意味がないですよね。具体的な自分だけの目標ができれば、その目標に対して動くパワーも湧いてくると思います」(20代・女性)
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③人間関係を見直す
「自分に自信がないときは、周りの人間関係を確認してみたほうがいいと思います。私も、学生時代は本当に自分に自信がなかったんです。
そのときは、自分が駄目なんだから自信がなくて当たり前だと思っていたけど…。社会人になって人間関係がガラッと変わったら、褒められることがすごく増えて。少しずつ、自分のいいところにも目を向けられるようになりました。
振り返ってみると、学生時代の私っていじられキャラだったんですよね。容姿を馬鹿にされることも多くて、自信を削られていたのかなと思います。
大人になって、周りにも常識のある人たちが増えて、その人たちのおかげで自己肯定感を取り戻している気がします。本当に自分に自信がないのか、自信を削っている人が側にいるのか、一度考えてみたほうがいいと思います」(20代・女性)
自信を削ってくるような人たちと、ずっと一緒にいる必要はありません。
会うたびに気持ちが沈む人間関係があるのなら、自分を助けてあげるためにも、勇気を出して抜け出してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)