探し物が時を超えて手元に戻ってくるとしたら、皆さんはどういった思いを抱きますか? この度、アメリカとフィンランドの間に起こった”奇跡”が、世界中で大きな話題となっています。
■森で見つけた指輪
ことの始まりは、フィンランドからのある投稿。週に1度、近くの森で金属探知機を使い、アンティークになるようなものを探すことを趣味とするSaarinenさんは、ある日青い宝石が付いた指輪を発見します。
当初はおもちゃの指輪だと思っていたそうですが、よくよく見るとそこには「モーセ高校(Morse High School),1973,SM」という刻印が。彼はその刻印を頼りに、この高校のフェイスブックコミュニティを見つけ出し、指輪について何か知っている人はいないかと書き込みました。
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■持ち主が判明!
書き込みの甲斐あって、指輪はアメリカ・メイン州に住む女性・Debra McKenna(63)の物であることが判明します。Debraさんはこの指輪を、高校時代に当時交際していた夫から貰ったプレゼントだと明かしました。
同時に、これは47年前、百貨店のトイレで手を洗う際に外したまま忘れてしまい、「数分後に探しに行ったけど、見つからなかったものです」と説明。「もう二度と会えないかと思ってた」と感激したようです。
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