言いたいことを伝えるために… 「敵を作らない話し方」3つポイント

黙っていれば丸く収まるかもしれないけれど…本当にそれでいいですか?

人見知り
(Kavuto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

周囲と違う考え方は、「空気を読めない」とか「輪を乱す」と嫌われる風潮があります。しかし、どうしても言いたいことや伝えておきたいことがある時もありますよね。

そこで、fumumu取材班が、敵を作らない話し方について、経験者たちに詳しい話を聞きました。



①気づきを与えて考えるきっかけに

「物事は包み隠さずストレートに言うのが、一番シンプルで誤解が少ないでしょう。しかし、逆に身構えられてしまうと、敵対心を持たれたり意固地になられたりすることもあるので、話し方には気を付ける必要があります。


私は、賛成や反対をする前に、『私はこう思っているのですが…』と、やんわり自分の意見を伝えるようにしています。賛成も反対もしなければ聞き入れられやすく、気づきを与えることで、考えるきっかけを作ります」(30代・女性)



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②質問から問題を掘り下げる

「私は、自分の意見をダイレクトに伝えるのではなく、『もしかしたら私が間違っているのかもしれないのですが…』と、疑問を呈し、質問から問題を掘り下げるようにしています。


『なぜ?』『どうして?』と考える過程で、別の解決策を導き出すことができるかもしれません。


ちなみに、結果的に自分の意見が受け入れてもらえなかったとしても、自分のように考える人もいるし、他にも色々な考え方ができるということを分かってもらうことも大事だと思っています」(20代・女性)



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③折衷案を提示する

「大事なのは、代替案ではなく折衷案を提示することだと思っています。あなたの意見が正論だったとしても、自分の意見が否定されたことで自分自身を否定されたと捉える人もいます。その結果、恨まれたり妬まれたりすることも。


その場だけを丸く治めようとするのではなく、今後のことまで考えて、お互いが歩み寄れるポイントを探るのも大切だと思います」(30代・女性)


黙っているということは、賛成・賛同しているということです。

後から、問題が起こった時に、「実は私は違う意見だった」と言うのは反則でしょう。

伝えたいことがあるのなら、話し方を工夫してみませんか。

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(文/fumumu編集部・志都

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