■忍び寄る死の最中に
劉猛さんは施設に入った当初、COVID-19に感染した事実におびえ、忍び寄る死の影と日々戦っていたところ、看護師に「怖がらないで。貴方は若いから大丈夫。自分を信じて生きて。私たちが全力でサポートしますからね」と励まされていたそう。
ですが、ここは医療現場。看護師は防護服を身にまとっており、背中に「江西」(自分が住んでいる都市)「楊」(苗字)と背中に大きく書かれていたこと以外、個人を特定する情報は何もわかりません。
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■退院後に人探し
その後、無事完治し退院した彼は「防護服からは彼女の瞳しか見えなかったけど、あの目に励まされたような気がしたんです。一度は絶望しかけていたにもかかわらず、本当に心が温まりました」と話し、約100万円を義援金として寄付。
同時にこの看護師に一目惚れをしたと明かし、事態が収束したら是非本人に会いたいと語りました。
「死の淵というものを体験して、医療スタッフが如何にありがたい存在であるかを理解できた。今後も武漢の病院に出来る限りの援助をする」と意気込んだ劉猛さん。
2人が恋愛関係に発展するかどうかは置いておくとして、とりあえず再会できますように。
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(文/fumumu編集部・AKO)- 1
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