新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が日々拡大していく中国。日本も他人事ではありませんが、そんな大変な状況の中、心温まるニュースが現地メディアで報道されました。
■隔離の現場で…
現在24歳の男性・劉猛さんは武漢の「武昌洪山体育館」に開設された緊急診療所で12日の隔離及び治療を受けたあと、無事に退院。しかし、退院してからずっと「ある人物」を探していると訴えます。
その相手は、なんと江西省から援助に来たとある看護師。彼は「僕は彼女に生きる希望を貰った」と話しているのです。
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■入院できず隔離施設に
1月下旬に家族と共に体調不良に陥った劉猛さんは、病院に出向こうとしたものの「どこもパンクしていて、何時間並んでも入り口にたどり着けなかった。人生で初めて夜中の3時から列に並んだけど、10時間たった後に言われた言葉は『ベッドがないので入院できません』でした」という凄惨な経験をした様子。
咳が止まらないため、医者には常に一定の距離をとられることが「絶望的だった」と振り返りました。
その後、国が開設した隔離施設に彼は送られます。
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