『来世ちゃん』撮影裏話 楽屋では「攻めた内容の話もしました」
『来世ちゃん』の特別座談会! 主演の内田理央、原作のいつまちゃん、テレビ東京の祖父江里奈プロデューサーがドラマの魅力や裏話を語りました。
現在放送中のドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京ほか)。グランドジャンプ(集英社)で連載中の同名作を実写化した本作は、5人のセフレがいる“性依存系女子”大森桃江と、BL好きの隠れ処女、風俗嬢にガチ恋する職場のチームリーダーといった、彼女を取り巻く愛すべきキャラクターたちの日常を描いたストーリー。
動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、シーズン(番組単位)再生回数ランキング2位、第1話がエピソード(話単位)再生回数ランキング1位、シーズン(番組単位)新規加入ランキング1位になるなど高い注目を集めています。(2020年1月単月)
そんな『来世ちゃん』の特別座談会が実施され、主演の内田理央、原作のいつまちゃん、テレビ東京の祖父江里奈プロデューサーが参加。ドラマの魅力や裏話が語られました。
■楽屋では攻めた内容の話も
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
祖父江:昨日が打ち上げだったんですけど、出演者のみなさんがこんなに仲良くしてくれるドラマもなかなかないのかなと思います。
内田:キャストでご飯に行ったり、メイクさんとか衣装さんとかスタンバイチームの女子と太田さんと私で女子会開いたり、コミュニケーションの多い和気あいあいとした撮影現場でした。
撮影期間は1ヶ月だったけど、濃密な時間だったと思います。待合室がひとつで、ドラマのストーリーがストーリーだけに、後藤(剛範)さんの元カノの話だったり、攻めた内容の話もみんなでしました(笑)。
いつまちゃん:えー! 聞きたかった!
内田:普段はしないような話もできたから、仲良くなったのかなと思います。
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■いつまちゃん先生の性格を5等分
――『来世ちゃん』には個性豊かなキャラクターが登場しますよね。みんな愛おしいです。
祖父江:結構ぶっ飛んでいるキャラクターのように見えて、じつは結構普通のイマドキの女の子かなと思っていて。
いつまちゃん:みんな口に出さないだけで、世間一般で言われてるような普通じゃないことをしてるんです。クラスではおしとやかで成績優秀で通ってた女の子が実は不倫を経験してたり。
セフレが5人いる女の子、20代後半で処女の女の子、風俗に貢いでる男の人とか、スタジオデルタのメンバーも少し誇張はしているものの特別って程でもないなと。だから、「すごい共感しました」って感想をたくさんもらえるんじゃないかなと思います。
――ちなみに、キャラクターのモデルはいるんですか?
いつまちゃん:スタジオデルタのメンバーは私の性格を5等分した感じです。私も昔、セフレがいたりとか、17歳まで恋愛感情を抱いたことがなくて男の子に興味がなかったりとか、推しに貢ぐ気持ちもすごい理解できたりとか。
内田:元々はいつまちゃん先生の中にある感情や性格だから、どんどんネタが生まれるんですね。
いつまちゃん:ネタに困ったことはないですね。キャラクターが生まれたときは私の中の5つの要素だったんですけど、それぞれがちゃんと成熟してコミュニケーションをとって、勝手にいろんなことを考えてくれるような感じです。
みんなが私と違う人間になっていってるので、今後も面白く動いてくれるんじゃないかなと思います。