ホラー苦手女子が金ローで映画『IT/イット』に挑戦した結果

8日に金曜ロードショーで放送されたホラー映画『IT/イット それを見たら終わり。』が放送されました。

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先日、『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で放送された映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』が放送されました。狂気にみちたピエロと赤い風船が印象的なこの映画。現在、続編である『IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり。』が上映中です。

過激な描写があるためR指定されているこの映画ですが、『金曜ロードSHOW!』では地上波用に編集したとのこと。

ホラーが苦手な女子が、これを機に『それ』を観ることに挑戦!「怖くなったらチャンネルを変えよう…」というモチベーションで観ることにしたホラー初心者の女子が『IT』を観た感想をお伝えします。


■『IT/イット』とは

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物語は平和で静かな田舎町・デリー。そこでは、最近児童失踪事件が相次いで起こっていた。主人公・ビルの弟のジョージも雨の日に外出し、通りに血痕を残し行方不明に。

なぜ、弟がいなくなってしまったのか。ビルとその仲間たちはその謎を解き明かそうとする。しかし、仲間たちは「それ」を見てしまう。ピエロ、ホームレスの化け物、恐ろしい顔をした女性…。

「それ」は地下室、バスルーム、学校、町の中とあらゆるところに現れてくる。自分たちが恐れるものを目にした子どもたちは、その恐怖に憑りつかれてしまう。

ビルとその仲間たち『ルーザーズ・クラブ』は『それ』に立ち向かうことを決意。ビルたちが『それ』と対峙したとき、さらなる恐怖が彼らを襲うというストーリー。

あらすじを観るだけで怖い! 震える! でも、その線を飛び越えると残酷だけじゃないアツいドラマの世界が広がっていました。


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■少年少女たちの勇気に涙

まず、一言でいうとこの映画は「少年少女たちが自分の恐怖と立ち向かう成長物語」だということです。

ホラー映画といえば、終始身の毛がよだつような恐ろしい映像が流れるイメージ。しかし、この映画はそうじゃない! 少年たちは自転車で街を駆け回り、高台から水の中に飛び込んで、泳ぎまくる。思い思いの夏休みを過ごし、ほっこりする場面がチラホラあります。

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私もこんな夏休みを送りたかった…と思う人もいるはず。子どもたちの楽しそうな笑顔を見て、思わず笑みを浮かべてしまいます。ホラー映画なのに!!

そんな彼らはいつも街の不良から目をつけられています。みんな不良から標的にされる。彼らは自分たちのことを『ルーザーズクラブ』と命名!

しかし、子どもたちだって何も考えず、ただ毎日遊んで過ごしているわけではありません。メンバー1人1人がそれぞれ問題を抱え、悩んでいるのです。

主人公のビルは話しているとどうしても言葉がつっかえてしまう吃音症です。また、まるまる太ったフォルムが愛らしいベンは、転校生であることから学校に馴染めず、不良たちからいじめの標的にされています。

メンバーの紅一点であるベバリーは父親からおそらく性的虐待を受けており、大人の女性へとなっていく自分の体に戸惑いを感じています。

他にも喘息持ちで薬がかかせない少年や、ユダヤ系、アフリカ系の少年など…。自分たちのコンプレックスと向き合う子どもたちの影の部分を観ると思わず抱きしめたくなってしまいます。

彼らが『それ』と対峙することで冒頭の場面と比べどのように成長していくのか。1つの青春映画を観ているような気分になります。

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