ホラー苦手女子が金ローで映画『IT/イット』に挑戦した結果

8日に金曜ロードショーで放送されたホラー映画『IT/イット それを見たら終わり。』が放送されました。


■ピエロが愛おしい

そして、少年少女たちの宿敵の殺人ピエロのペニーワイズ!

白い顔、左右違う方向を見ている瞳、エリマキトカゲのようなひだがついた服、不気味な笑み…。27年周期で街に現れ、子どもたちを襲う残忍で恐ろしい魔物です。

子どもたちが1番恐れるものに変化し、怖がらせ、襲う。急に出てくるその恐ろしい怪物に驚かされる人が多いかと。

子どもたちを襲うシーンは結構おぞましい光景。今回の金曜ロードショーではR指定の描写はカットされ、多少は襲うシーンでのグロさは緩和されているものの、なかなかでした。

目つきは怖いし、なんか口が何個もあるし…。本当に急に出てくるので叫ばずにはいられません。

ちなみに今回放送されなかったシーンの中には、子どもの腕を引きちぎるシーンがあったとか。地上波で目にしなくてよかった…。

しかし、ピエロという見た目のせいでしょうか。あまりにもファンタジーすぎて(気持ち悪いところはあるけど)、ペニーワイズが出てくると少しワクワクしてしまっている自分がいました…。なんだか、たくさんの子どもを襲って、ひどいことをしているけど、このピエロも子どもを怖がらせようと必死なんだな…。と思ってしまったからです。

ホラーが苦手、ペニーワイズ無理!という人はこう考えたら、また見方が違ってくるのでは。「これは殺人ピエロが子どもたちを怖がらせようと躍起になっているだけなんだ」と。

ちなみにペニーワイズを演じているビル・スカルスガルドは、スウェーデン出身、慎重192cmのイケメン俳優!あのピエロの姿とは全く違います!かっこよすぎる!!

「あ、この白いマスクの下にはこんなイケメンが隠れているのか…」この写真を見ながら映画を観るとペニーワイズの怖さが半減するかも…?



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■ホラー版『スタンド・バイ・ミー』

「これはホラー版・スタンド・バイ・ミー!」と金曜ロードショーの公式Twitterは言っています。

映画『スタンド・バイ・ミー』は少年4人が死体を探しにただひたすら歩く、ひと夏の思い出を描いた映画。夏休みになると見たくなる、これも少年たちの成長物語です(とてもほっこりする映画なのでこれもオススメ)。

fumumu編集部記者は『スタンド・バイ・ミー』の大ファンなのですが、まさにその通りでした。この2つの映画には少年少女たちに共通点があるところがあるし、少し年上の不良のお兄ちゃんたちにいじめられるという構図も全く同じです。

それもそのはず。『スタンド・バイ・ミー』と『IT/イット』の原作者は、スティーヴン・キング。同じ作家が書いたのなら世界観が似ているのも納得。『IT/イット』を見る前にこちらの映画で穏やかな気持ちになってから見れば、あの映画の少年たちの世界に再び出会えた喜びが湧いてきて楽しくなってくるかもしれません。

※あの感動の監獄での囚人たちの生活を描いた名作映画『ショーシャンクの空に』にもキングが原作! 主人公のひたむきな努力に涙してしまいます。『IT/イット』でペニーワイズが怖くて仕方なかった人はこの映画を観て傷ついた心を癒すことをオススメします。

続きを読む ■恐怖と切なさと癒やしと

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