「自分なんて価値がない」「自分が幸せになれるはずがない」…自己肯定感が下がることで、自分を追い込んでしまう人もいます。
自信喪失しているときに、自分がどんな行動を取るかを知っておけば、そこから抜け出すために頭を働かせることもできるかもしれません。
今回は、自己肯定感が下がっているときにした行動を、fumumu取材班が聞いてきました。
①口癖が「すみません」になる
「自分に自信がなくなるので、誰かに対してすごく申し訳ない気持ちになるんです。『ありがとう』と言う場面でも、『すみません』と言ってしまうことも多くなります。
周りに、自分が駄目なやつだと思われている気もしてくるんですよね。こんな自分なんだから、せめて人に迷惑をかけないように過ごさなきゃ! と気持ちが張りつめる感じ。
ふざけているわけではなく、『生きていてすいません』の気持ちが出てくることもありますよ。そこまでいったら、そろそろゆっくり休まなきゃいけないなと意識するようにしています」(20代・女性)
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②すぐに諦める
「いつもだったら『やってみよう!』となるところが、『どうせ無理だから諦めよう』になってしまうときは、自己肯定感が下がっているときですね。
自己肯定感が下がっているときって、成功のイメージが持てなくなってしまうんですよ。失敗する未来しか見えなくなってしまう。
そういうときは、できるだけ小さな目標を立てるようにしています。失敗するとさらに自己肯定感が下がってしまうから、小さなことでいいから成功体験を積むことが大切なんです。『できた!』が増えてくると、少しずつやる気も戻ってきます」(20代・女性)
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③人を見る目がなくなる
「ろくな恋愛をしていなかったときは、自分なんて誰にも大切にされないと思い込んでいたんです。浮気されても、お金をせびられても、『私なんだからこれくらいの扱いで当たり前』って思っていました。
今だったら絶対に選ばないような人も、自己肯定感が下がっているときは選んでしまうんですよ。『こんな私を選んでくれているんだから、ありがたいんだ』って思うんです。
周りの友達のおかげで、おかしい人とは縁を切ることができたけど、ひとりだったら今でも危ない人と一緒にいたと思います」(20代・女性)
そのままの自分の存在を肯定できれば、それだけでずっと生きやすくなるものです。
自暴自棄になりそうになったら、自分の行動の裏側にある感情に、少しでも目を向けてみるのもおすすめですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)