「ミスが頭から離れない…」 仕事の失敗を引きずる人の特徴3つ
「ミスをする自分はダメだ」と思っていませんか? 失敗を引きずる人の特徴を聞いてきました。
仕事をするうえで、ミスや失敗をゼロにすることは難しいもの。失敗を学びの機会と考えられたらいいですが、中には失敗を引きずりがちな人もいるようです。
今回は、「ミスが頭から離れない…」と感じる人の特徴を、fumumu取材班が聞いてきました。
①自己否定につなげる
「仕事で失敗したときに、それをそのまま自己否定につなげないほうがいいですよ。仕事で失敗しても、本来は自分の価値は変わらないはず。
同じミスを繰り返さないために『失敗した原因はなにか?』を考えることは大切だけど、『ミスをする自分なんてだめだ』と自分を責めることは、単純に生産性がないです。自分を否定しても、そこからはなにも生まれないから。
ミスをした自分自身にフォーカスを当てずに、ミスの原因とリカバリー方法に目を向けると、自己否定の気持ちが和らぐんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②ひとりで解決しようと…
「ミスをしたとき、ひとりでなんとかしよう! と思う人ほど、ミスを引きずりやすい気がします。
複数のメンバーで協力して仕事を進めているなら、ミスが発生したときも周りに頼っていいんですよ。自分だって、人のミスをフォローした経験があるんじゃないでしょうか。
仕事は、言ってしまえば協力とチームワークの産物。ひとりで抱え込まず、同僚や上司と連携しながら問題解決を図ることが重要だと思います」(30代・女性)
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③目標が高い
「目標を高く掲げることはすばらしいけど、過度に高くしてしまうと、失敗を許容できなくなりそう。高いハードルのせいでプレッシャーがかかり、ちょっとの失敗も許せなくなりそうですよね。
目標を決めるときは、現実的なラインを考えることが大切だと思います。ハードルを下げることが難しいなら、自分の理想目標と、そこからちょっと下げた許容目標を決めるのがいいかも!
理想を下げる練習をすることで、少しの失敗は寛容に受け止められるようになるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
仕事の失敗を引きずりがちな人に共通するのは、自己否定、ひとりでの問題解決、そして極端な目標設定が挙げられるようです。
思い当たるものがあれば、改善できるポイントがないかぜひ考えてみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)