Airbnb(エアビー)を利用した新婚夫婦 部屋で発見した「ありえないもの」
日本でも利用する人が多いAirbnb(エアビー)。利用には注意が必要なようで…。
ロマンチックな新婚旅行が台無しに…。ある夫婦に起きた悲劇を『Asia One』など各メディアが報じました。
■部屋のコンセントに「隠しカメラ」
中国人のある夫婦は、新婚旅行でマレーシアのコタキナバル(サバ州)へ。宿泊施設は日本でも話題の民泊サービス「Airbnb(エアビー)」を利用し、旅行当日の午前3時頃に部屋へチェックイン。
その後、就寝の準備をしている最中、部屋のコンセントに「隠しカメラ」が仕掛けられていることに気付きます。
カメラはふたつのUSBポートの間につけられ、ベッドのほうを撮影するように配置されていたそう。
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■被害をSNSでシェア、被害届も提出
隠しカメラを見つけた当時、妻は「その日は着替えることもおろか、シャワーを浴びることもできませんでした」と恐怖体験だったことを回顧。
当時は夫が隠しカメラをティッシュペーパーで覆うことでその場をしのぎ、その後、夫婦はこの体験を中国のSNS「小紅書」に投稿。
夫婦は「宿泊施設で隠しカメラを発見。マレーシアへ旅行することは安全なのでしょうか?」とつづり、体験をシェア。警察へ被害届も提出しといいます。
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■「警察側の対応」に疑問も…
被害を訴えた夫婦ですが、警察側はSNSから該当の投稿を削除するように指示するなど、疑問を抱く対応もあったそう。
地元メディアの取材に応じた、コタキナバル警察のサイディ・アブドゥラ署長は、夫婦から被害の報告を受けたことを確認後、現場内を捜査、その後、部屋から盗撮用のカメラが押収されたと説明。
「現在は容疑者特定のために捜査中」と明かし、また夫婦が主張した「投稿削除への指示」については否定しています。
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■該当のホストアカウントは削除
なお、取材に応じたAirbnb(エアビー)のゼネラルマネージャーは「我々は隠しカメラを禁止しており、今回のような安全性に関わる事件は誠に遺憾です」とコメント。
「安全専門チームは捜査の結果が出るまで、該当の施設とホストのアカウントはリストから削除します」と対応を示し「Airbnbでこのようなケースが発生することは非常に稀ですが、報告を真摯に受け止め、ゲストへのサポートに努めてまいります」と話しています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)