学生の頃、女子生徒が休み時間に「一緒にトイレ行こー！」と声を掛け合って、トイレに行くのをよく見かけたもの。
改めて考えると、なぜトイレまで一緒に行くの…？ その心理について、以前モデルのすみれさんが番組内で言及し、話題になりました。
■極度の寂しがり屋で…
注目を集めたのは、今年7月放送の『上田と女が吠える夜』（日本テレビ系）での一幕。
「お店のトイレに行くときも、個室内まで誰かを連れ込む友人がいる」という街頭インタビューを見て、すみれさんは「私もけっこうトイレに連れションとか行きます」と共感。自身は極度の寂しがり屋のため、友人と別々の個室に入っても「話しかけちゃいます」といいます。
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■女性のおよそ2割が経験
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代～60代の女性501名を対象に、「トイレの利用」に関する意識調査を行なったところ、全体で22.2％の女性が「友達と一緒にトイレ個室に入った経験がある」と回答。
小・中学生時代の経験を踏まえると、決して少なくない女性が経験していることが改めて分かります。
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■あの独特な狭小空間が苦手
同日の放送では、元女子レスリング選手の吉田沙保里さんも「（個室の）中まではアレですけど、一緒に行ったほうが楽しいですし、怖くない」と、すみれさんに共感。
また、元サッカー女子日本代表の丸山桂里奈さんは、水洗トイレの独特な狭小空間が苦手で「一人では行きたくない」と話していました。
人によっては、個室のあの空間自体が苦手で、誰か人の気配があると安心できる……という人も少なくないよう。
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■事情を抱えていたかもしれない同級生
また、編集部が話を聞いた30代女性は「中学の同級生に、学校のトイレに行くときに必ず私を呼んで、個室まで入ってほしいと頼んでくる子がいました」と振り返ります。
「共通の趣味があり、家も近所だったのですが、登下校や学校のトイレに始まり、学校から直接塾に行くときまで、私に付いてきてほしいと言われてしまって…。当時、私は遊びより部活を頑張りたかったこともあり、その子のことが次第に重荷になって、あるときキッパリ縁を切った」と回顧。
しかし「その後共通の友達から、その子は家庭でも色々あったことなどを聞いて、あのとき一方的に突き放してしまったことを、少し後悔しています」とも話していました。
“連れション”などと言われますが、一人では個室に入りたくない事情がある場合もあるようです。
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■執筆者プロフィール
衣笠あい：神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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（文／fumumu編集部・衣笠 あい）この記事の画像（1枚）
