古田敦也、大谷選手のドラフト時に聞いた“栗山元監督の苦悩” 「どうしたら…」
大谷翔平選手のドラフト当時、栗山元監督へインタビューを行なった古田さんは…。
26日、お笑いコンビ・かまいたち(山内健司さん・濱家隆一さん)がMCを務める『これ、余談なんですけど…』(ABCテレビ)に、元プロ野球選手で解説者の古田敦也さんが出演。
大谷翔平選手のドラフト当時、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹元監督が語った苦悩を明かしました。
■プロ1年目から「バンバン放り込んでた」
大谷選手を「あんな選手、僕らが生きている間はそう現れない」と語る古田さん。
山内さんは、現在の活躍を受け「ここまでの選手ってみんな思ってはいたんですか?」と入団当時から感じる要素はあったのか質問します。
これに「ここまでかどうかは…もちろん彼の努力次第ですし。あれだけ体も大きくなったし」と古田さん。
しかし「ただ、1年目から…(当時は)高校生ですよ? バックスクリーンにバンバン放り込んでたんですよ」とすでに周囲を圧倒させていたとも話します。
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■「フル、どうしたらいいんだ俺は? って…」
また古田さんは、大谷選手をめぐるドラフト当時、栗山元監督がインタビューでつぶやいていた言葉を回顧。
当時、栗山元監督へインタビューを行なった際「まずインタビューに行くと、座った瞬間に(栗山元監督が)マイクつける前に『フル、どうしたらいいかな…』って」とつぶやいていたと明かします。
「当時で言うと『ピッチャーやれ』って言うOBたちもいっぱいいたし、『やっぱりバッターのほうがすごいだろ』って言うOBもいて」と古田さん。
周囲の言葉もあり「『フル、どうしたらいいんだ俺は?』って。マイクつけながら言ってて」と大谷選手を投手・打者どちらで活躍させるべきか悩んでいたと話します。
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■「体に負担がくる時期は来るかもしれない」
また、相談を受けた古田さんは「『くりさん、あのフリーバッティング見たら絶対バッターだし、あのピッチング見たら絶対にピッチャーですから、両方やるしかないですよ』」と答えたと回顧。
栗山監督も「『やっぱりそうだよな!』」と納得し「『壊れるまでいったらいいんじゃないですか』」と会話を交わしたといいます。
驚く出演者たちに、古田さんは「壊れる、は言葉悪いですけど…」と切り出し『どっかで(二刀流により)体に負担がくる時期は来るかもしれないですけど。これは決める必要ないじゃないですか』」とも促したと告白。
当時の栗山元監督について「最初は迷われてましたね」「本当にどっちも良すぎて」と二刀流の決断前はかなりの葛藤があったと振り返りました。
『これ余談なんですけど・・・』は8月3日までTVerで視聴可能
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)