米オーシャンゲート社が「あるもの」を“削除” 潜水艇タイタンの事故が関係?
一部のTikTokユーザーが取り上げたことで話題に。オーシャン・ゲート社が削除したのは…。
アメリカ・オーシャンゲート社の潜水艇「タイタン」については、現地時間の28日、海底から破片及び遺体の一部が見つかったことが発表されました。
また一連の報道を受け、ネット上では同社が「削除したもの」が話題に。『Daily Mail』など海外メディアが報じました。
■削除された「パイロットの緊急募集」
話題となっているのは同社が削除した「潜水艦パイロットの“緊急”募集」。
この募集は、タイタン乗客5名の死亡事故が起きる前に、同社サイトと求人サイト「Indeed」に掲載されていたもので、内容は「副操縦士」を募るものだったといいます。
一部のTikTokユーザーがこの募集を削除される前に発見、自身のアカウントで取り上げたことで明らかに。なお現時点で、該当ページはすでに削除されています。
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■取り上げたTikTokユーザーは…
削除された募集要項には「精密な海洋機器を扱い、定期的なメンテンナンス、及び潜水作業をサポートするための複雑なシステムが操作可能な人」といった具体的な業務内容が…。
そのほか「機械スキル及び対人スキルを兼ね備えた、献身的で有能な人材」が求められていたといいます。
同募集を取り上げたTikTokユーザーは、募集要項のスクリーンショットと共に「どの会社でも死ぬまで働くな。土に埋められる前に交代させられるぞ」といった事故を彷彿させる文言と共に投稿。
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■広報担当者からは明確な情報はなし
また別のユーザーは「この募集はあなたが死んだ瞬間に、会社が新しい人を募集するということを証明している」と投稿しましたが、その動画は後に削除されました。
なお、同社の広報担当者によると、この件に関する「情報提供はしていない」といいます。
事故が起きるかなり前から、この募集が掲載されていた可能性は高いようですが、今回の死亡事故をきっかけに、ネット上では同社がすでに従業員の入れ替えを行なおうとしていたのではないか、といった推測の声も上がっています。
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■「これ本当に?」驚きの声相次ぐ
タイタン号が行方不明になって以降、SNS上では同社に対し、安全性の面など多くの批判の声が上がっています。
今回の報道には、読者からは「厳しい世界だ」「同社はすぐに閉鎖するべきじゃないか」といった指摘の声が。
そのほか「つまり、同社は乗客の死を確信していたわけではないけど、仕事は宣伝していたと…」「これ本当に?」といった驚きのコメントも寄せられています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)