潜水艇タイタン、英テレビ関係者が乗船を見送っていた 「この船は…」
タイタニックの特集番組を予定していたはずでしたが…。タイタンを確認した番組制作側が打ち切りを発表。
今月18日から消息不明となり、乗っていた5人の死亡が報じられた潜水艇「タイタン」。
『LAD BIBLE』『Daily Mail』など海外メディアでは、同船に昨年乗船する予定だったイギリスのテレビ関係者について報じました。
■乗客全員の死亡が発表された「タイタン」
アメリカのオーシャン・ゲート社の潜水艇「タイタン」は、北大西洋に沈む豪華客船「タイタニック号」の見学ツアー中に消息を絶ち、その後日本時間の23日に、乗員5名全員の死亡が発表されました。
捜索を指揮してきた沿岸警備隊によると、海底で見つかった潜水艇の破片から、同船が外部からの圧力で壊滅的に破壊されたものとされ、これにより5人の生存は“絶望的”と見られています。
なお、今回の事故については海軍が爆発と見られる異常音を検知していたとことが明らかとなっています。
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■安全性に懸念「この船は目的にそぐわない」
映画『タイタニック』を手掛けたジェームズ・キャメロン監督を含め、同船の安全性について指摘の声が上がるなか、昨年同船に乗船予定だった、ロス・ケンプ氏の番組が話題に。
ケンプ氏はドキュメンタリー番組の司会者として有名なイギリスの俳優ですが、昨年、同船で見学ツアーを巡る「タイタニック号沈没110周年を記念するドキュメンタリー番組」が計画されていました。
しかし、制作を担当するアトランティックプロダクションズは、潜水艇を確認した時点で“安全ではない”と判断し「この船は目的にそぐわない」と言う理由で、制作打ち切りに至ったといいます。
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■代替案が提案されるも…
番組では別の潜水船を利用し、制作を継続する案も提案されていましたが、ケンプ氏の代理人によると、代替案が提案された時点で本人のスケジュール調整が難しく、実現までは叶わなかったのこと。
制作側の判断により、ケント氏のタイタン乗船は見送られ、代替案による制作も行われなかったといいます。
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■「幸運にも彼は行かなかったのか」の声
今回の報道に、ユーザーからは「じゃあ、彼とカメラクルーも参加した5人と同じように、あの船に乗る予定だったのかな?」「幸運にも彼は行かなかったのか」といった声が。
そのほか「考えてみてよ。資格もない、ちゃんとしたパイロットやパラシュートもない、未検査の部品を使用した自作の飛行機にお金を払ってわざわざ乗客になる? しかも深海バージョンの」など、指摘する声も上がっています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)