23日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)に、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんが出演。
沈没した豪華客船タイタニック号の探索ツアー中に消息を絶った潜水艇の捜索中に、「音を感知した」という報道に触れ、捜査の進展に期待を寄せています。
■「30分ごとに物を激しく叩く音」を感知
18日に、沈没した豪華客船・タイタニック号をめぐるツアーに向かい消息を絶った潜水艇。報道によると、その時点で搭載されている酸素は4日分とされており、タイムリミットが迫る中、アメリカ海軍・アメリカ沿岸警備隊がカナダ軍などと連携して捜索を続けています。
捜索は困難を極めているものの、昨日「30分ごとに物を激しく叩く音を捜索隊が感知した」という情報も伝えられました。
音の発信源は判明していないものの、現在録音された音が潜水艇から発生した音かどうかを専門家が分析しているとのことです。
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■尾木ママ「関知能力が高いと思います」
司会の谷原章介さんは、タイタニック号が水深3,800mの海底に横たわっていることから「先生、仮にこの音が水深3,800mで発した音を拾ったとしたら、かなりの性能というか高機能なものですよね」と、尾木ママに問いかけ。
尾木ママも「すごいと思います。これ、飛行機でも感知しているようですから相当な…関知能力が高いと思いますよね」「是非早く、どこから発信されたかピンポイントで掴んでなんとか一刻も早く救助に乗り出してほしいと思いますね」と、切なる期待を寄せました。
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■範囲が広大なため困難を極める
専門家によると、今回感知された「音」は「潜水艇の内部から窓を叩いている」可能性も考えられるとのこと。
場所さえ特定できれば潜水艇を引っ張り上げることができるとのことですが、範囲が広大なため苦しい状況にあるもよう。
谷原さんは、「見つけただけでなくて見つけて引き上げてボルトを外す…やっぱり時間はかかるわけでなるべく早く引き上げてほしいですね」と、救助の実現を望んでいました。
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■救助のプロセスの可視化を望む声
社会起業家の大空幸星さんは、「じつは、海底より火星の表面のことのほうがよく分かっていると言われるぐらい、非常に厳しい状況の中で捜索されているので、本当に早く見つかってほしいです」と、過酷な状況を分析。
VRなど没入感がある技術があっても「現場に行き実物を見たい」という人の欲求はなくならないとして、「今回の救助のプロセスというのをしっかり可視化して再現性を高めていかないと、また同じことが起こる可能性もあるのかなと」と注意喚起しています。
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(文/fumumu編集部・星子)