女性なら誰でも綺麗な髪に憧れますよね。ただ、どう手入れをしたらいいのかと髪の毛に悩んでいる人は少なくないでしょう。
お店に来るお客様からも、いろいろな髪の悩みを相談されることがあります。
そこで、悩み別に、知っているようで知らない、髪のコンディションがよくなる3つのポイントを挙げてみました。
①シャンプーは2度洗い
「シャンプーの洗い方についてもすごく色々な情報があってわからない…」(30代・女性)
「シャンプーは本当にした方がいいの? お湯でサッと流すだけではダメ?」(20代・女性)
その日の汚れはその日のうちに。1回目は頭皮を。2回目は髪の毛をしっかりと分けて洗いましょう。
酸化した皮脂膜や油が残っているとトリートメントの効果が弱くなってしまったり、匂いやダメージの原因にもなったりします。
きめ細かな泡を立て、指の腹で優しく洗うことを意識しましょう。
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②トリートメントはコーミングをする
「トリートメントをしたときには時間をおくべきなのでしょうか?」(10代・女性)
「トリートメントは付けたら付けた分だけ良くなるのでしょ?」(30代・女性)
「毎日トリートメントはするのが良いのですか?」(20代・女性)
くしで髪をとかすときの引っ張られる力により、トリートメントの吸着力がUPします。
しっかりと馴染ませるためにも2、3度、くしを通すといいでしょう。濡れている髪の毛は浸透もしやすいので少量でも良く伸びます。
毎日トリートメントをするよりも1回の効果をどれくらい高められるかがすごく大事なのです。
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③ドライヤーの仕上げは冷風
「いつも乾かしすぎて毛先が散ってしまう」(20代・女性)
「どこから乾かしていいのかわからない」(10代・女性)
根元を中心に乾かしていきましょう。9割ほど乾いたところで冷風に切り替えます。
仕上げを冷風ですることによりキューティクルが引き締まりツヤが出ます。
いつもの習慣に少しだけ手を加えるだけで、綺麗な髪を手に入れられるかもしれませんね。
(文/横瀬 卓)