性加害問題で渦中のジャニーズ事務所 経済評論家が語った「創造的破壊が必要」に反響

政治評論家の上念司さんは、ジャニーズ事務所について「“解体”みたいなことになると、日本のエンタメが逆に復活するのではないか…」と私見を述べました。

ジャニーズ事務所

お笑いタレント・宮迫博之さんがMCを務めるワイドショー番組『サコるニュース』が9日、生配信を実施。

渦中のジャニーズ問題を取り上げた際、ゲストで登場した政治評論家の上念司さんは「創造的破壊が必要なのかもしれない」と私見を述べました。



■不買運動にまで発展するジャニーズ問題

番組内では、ゲストのお笑いジャーナリスト・たかまつななさんのYouTubeチャンネルにカウアン・オカモトさんが登場したことをピックアップ。

「ジャニー喜多川氏の性被害の問題は、なかなかテレビで取り扱わないので、おかしいんじゃないかなと番組に出ていただいて」と経緯を話し、この際にジュリー社長と対面したことを明かしています。

たかまつさんは「ずっと放置してきたテレビ局も共犯関係にあるんじゃないかと思う」と生配信をするに至った経緯を伝え、現在は番組スポンサーへの不買運動にまで発展していることを説明しました。



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■「日本のエンタメが逆に復活するのでは」

これに上念さんは「この問題で、ジャニーズ事務所が叩かれて“解体”みたいなことになると、日本のエンタメが逆に復活するのではないか…という仮説を持っているんですよ」と私見を述べます。

今や海外でも大きな活躍を見せる韓国グループですが「もともと昔は日本のほうが人気があった。だけど、ネットの時代になったときにジャニーズは全然ネットに対応しなかった」「ほかも右へならえであまりネットにいかなかったのが原因かな…と」と推測。

つづけて「もともとポテンシャルがあるのに、ジャニーズに頭をおさえられているようなところがあったので、ジャニーズがそういう力を失っていくと、海外に出ていくところが増えるのかなと思ってるんですけど」と語りました。



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■「創造的破壊が必要なのかも」

また、上念さんは「“創造的破壊”っていう経済の理論があるんですけど」と切り出し、「もともと古いビジネスモデルをやってた人が、改善してビジネスモデルを変える…ってことはほとんどない。頭が古いんで」「1回全部潰れてもらって、リソースを手放して新しい発想の人が新たにそれをゲットして再構築すれば伸びていく…という発想」と“創造的破壊”を説明。

「創造的破壊が必要なのかもしれないですね」「周りにいるタレントさんは罪はないけど、解放されることによってまたポテンシャルも増える」と伝え、たかまつさんは「新陳代謝っていうのは必要だと思う」と共感を示しつつ、「今ジャニーズに所属されてるタレントさんはどうなるのか…という問題もあるので、非常に難しいですよね」とコメントしました。

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