高須院長、現代の医療業界の問題を強く批判　「許せません」

変わりつつある医療業界の働きかた。高須クリニックの高須克弥院長が私見を綴りました。

2023/02/16 13:00

15日、高須クリニックの高須克弥院長が、自身のツイッターを更新。

現代の医療業界の問題について私見を述べました。

■技術のない医師からの求人応募に疑問の声

医者を生業としている一般ユーザーは、自身のクリニックに「美容の施術は何もできませんので患者さん対応はできません。ただ指導医から施術の指導を受けたいです」と若い医師から求人応募があることをツイート。

このことに対して「何で給料をもらって指導をしてもらって当たり前となるのか。むしろお金払うので勉強したい、ではないのか。難しい。？」と複雑な想いを吐露しました。

高須院長は上記のツイートを引用し、「本来、大学病院には治療費無料の施療患者さんが沢山おられました。そこで修行する医師も無給医局員や無給の特別研究生やインターンや大学院生が大半でした。厳しい徒弟修行で立派な医師になることが普通でした」とこれまでの働きかたについて説明。

そして「いま、経験のない医者が何も知らない患者さんからお金をとって練習するのは許せません」と現代の医療業界の問題を強く批判しました。

高須院長の声に、初めにツイートした一般ユーザーは「て、天下の高須先生からコメントを頂けますとは恐悦至極にございます」と返信。

そして「私は児童精神科の専門医なので、あくまでお子さんたちの心のケアの一手段として思春期美容皮膚科を行いたいと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を送りました。

コメント欄ではこの問題について「これは困ったものですね」「本当その通りすぎる」「市場原理が分かってませんね」などの声がつぶやかれています。

一方で「やり甲斐搾取された世代はお気の毒さまですが、若手をやり甲斐搾取していい理由にはならない」「指導者の適切なバックアップがあれば、病院に払うという意味でお金を取っても良いと思う」という声も寄せられています。