生鮮食品から乳製品まで、様々な食品が並ぶスーパー。物価高騰が続くなか価格変動も気になりますが、それだけでなく“安全面”も注視して商品を選ぶ人も少なくないようです。
■約4割「成分表等を必ずチェック」
fumumu編集部が全国の10代～60代の男女926名を対象に「食料品の買い物」について意識調査を行なったところ、全体で39.2%の人が「食品の成分表や生産元を必ずチェックする」と回答。
男女比で見ると、男性は33.2%に対し、女性は44.4%と、主婦勢を含む女性のほうがやや該当率が高い結果となりました。
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■20代女性「確認しないです。ただ…」
今回編集部が取材を行なったところ、年代、環境によって意見が大きく分かれることに。
編集部の取材に応じた20代でひとり暮らしをする女性は「確認しないです。ただ、遠方に住む母は絶対に成分表や生産元を見ているようでよく注意されます」と回答。
子供を持つ30代女性は「息子の離乳食ではとにかく気を遣い、添加物が気になるのでベビーフードも極力使わず、野菜の農薬にも神経質になった時期がありましたが…。気にしていたのはその一時期だけで、今ではそこまで気にしなくなりました（笑）」と話していました。
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■60代女性「高いのがネックですが…」
その一方で、2人の子供がいる30代女性は「頻繁に確認するようにしています！ 以前に、子供の癇癪がひどくて発達障害かもしれないと思ったことと、自身が体のだるさなど不調を感じたことがきっかけで気にするようになりました」と回答。
別の60代女性は「成分表や生産元は必ず確認します。過去に体調を崩したことがきっかけで気をつけるようになりました。無添加やオーガニック食品は高いのがネックですが、イオン系列は安くて質がいいものが多いのでよく利用しています」と話していました。
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■工藤静香の“こだわり”も話題に
食品を選ぶときの基準として、歌手の工藤静香さんの投稿が話題になったことも。
昨年11月、自身のインスタグラムにエナジーバーのレシピを紹介した工藤さん。投稿では「よくあるエナジーバーの成分表を見て、『ん！ これは余計なものを入れずに作れるぞ！』と思い、作ってみたら即なくなりました」とつづり、ファンから「是非真似したい」「発想がすごい」と称賛の声が相次ぎました。
最近の投稿でも、レストランのメニューを家庭用にアレンジしたというキャベツのスープレシピと共に「ソーセージやベーコン、生ハム、私は無添加を選んでいます」と明かしています。
工藤さんのように自作するのはなかなかハードルが高いですが、余裕のあるときなどに食品パッケージを細かくチェックしてみると、色々と発見があるかもしれません。
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（文／fumumu編集部・黒木 ゆず）この記事の画像（2枚）
