東京都、18歳以下に月5000円給付 谷原章介は「最低限の保証」についても提案

『めざまし8』で岸田文雄総理大臣の「異次元の少子化対」と小池百合子都知事の「子育て給付金」について言及し話題に。

谷原章介

5日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、国や東京都の少子化対策について報道。

司会の谷原章介さんも「産むお金、育てるお金」について独自の見解を示し、反響が寄せられています。



■異次元の少子化対策に挑戦

4日、岸田文雄総理大臣は年頭の記者会見で、「異次元の少子化対策に挑戦する」「児童手当を中心とした経済的支援の強化することです」とのべ、少子化問題に取り組む意志を表明。

一方で東京都の小池百合子知事は、4日に、0~18歳の子供を持つ東京都内の家庭に、1人当たり月5,000円を所得制限なしで給付する考えを示しました。

さらに、都内の世帯における「第2子」を対象にした保育料無償化の検討もはじめたことを公表し、注目を集めています。



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■「少子化を反転させる」ことは困難?

子供ファーストの経済社会で出生率を反転させることを目指し、具体的な政策については6月の「骨太の方針」までに大枠を示すと語っている岸田首相。

国際政治学者の三浦瑠麗さんは「少子化を反転させる」ことはどの国でも非常に困難としながらも、「児童手当」「学童保育、産後ケア」「働き方改革」の3本柱について言及。

男女問わず労働時間をコンパクトに効率よくすることによって「みんなで子育て」を目指すことを推奨し、「お母さんたちに安心して休んでもらおうというものをちょっと乗り越えて、もっと例えば柔軟な家族のありかた、シングルマザーでも非常に豊かに子育てができるとか、結婚を前提としない出世とかそういうものもですね、どんどん多様化していかないとおそらく難しいかなと思います」とコメントしました。



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■谷原章介「家族全体での子育て」に言及

それを受けて、谷原さんは「でも永島さんやっぱり、さっき瑠麗さんがおっしゃったように、キャリアアップということと、どうしても子育てっていうと女性が中心になりがちな現状を…これをどのようにして家族全体で子育てというのを…」「やっぱり核家族化が進んで、なかなか親の手が借りられない人も多いと思うんですよ。そこをどう公的な機関がサポートするかですよね」と、永島優美アナウンサーに問いかけ。

永島アナは、「家族でバランスを取りながら皆で協力し合って、というのはもちろんだと思うんですけれども」「やっぱりその、産みたいという人が安心して産めて、その後もより本当に子育てしやすい環境作りっていうのは、まだまだ必要なのかなというのは、やっぱり同世代の女性の話を聞いていてもすごく思いますし、私自身もすごく感じますよね」と訴えました。



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■「どういう国でありたいのか」が大切?

谷原さんは続けて、「産む時のお金も必要ですし、産んで育てるお金がすごくかかるわけじゃないですか。そこをなんかその最低限、学びと、生活、食だけは保証してくれるようなものが見えるとすごく、負担もなく子供を作りやすく産みやすいのかな」と提案。

また「どういう国でありたいのかというヴィジョンを明確に持ってもらいたいとも思いますけれども」とも発言しており、「子供を産み育てやすい環境」について思いを巡らせていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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