尾木ママ、裸足の4才児を保護した高校生を称賛 「こういうおせっかいは焼いて」
県立高校に通う高校生2人がはだしにパジャマ姿で歩道に座っていた4歳児を保護。2人の勇気ある行動を尾木ママも絶賛。
7日放送の『めざまし8』（フジテレビ系）に、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さんが出演。
高校生2人がはだしの4歳児を救出したニュースを称賛し、注目を集めています。
■歩道に座っていた4歳児を保護
石川県で、県内の高校に通う男女の高校生2人が、はだしにパジャマ姿で歩道に座っていた4歳児を保護したことが報じられました。
同番組では「パジャマ姿ではだしの4歳児保護」というニュースタグを付けて、高校生たちの取材映像を公開。
表彰された2人は顔見知りではなく、たまたま居合わせたそう。通学中に素足の男の子が座り込んでいるのを発見して、高校1年の男子生徒が声をかけ、高校3年の女子生徒もそれに続きサポート。
2人は協力して男の子の自宅や状況を聞いて通報し、署員に事情を説明したところへ、保護者が到着したといいます。
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■警察から感謝状が贈られる
今年の8月には富山県で2歳児が行方不明になり、用水路に落ちて死亡した事件も。男子高校生は迷子を見つけたとき、その事件が頭をよぎり「はだしでしたし寒い日でしたし大丈夫かなぁと思って声をかけたのが発端です」と述べています。
4歳の男の子は、母親とともにゴミ捨てに出てはぐれてしまったとのこと。高校生2人は、薄着の4歳児に着用していたブレザーを着せるなどの気遣いも見せ、2人には7日、警察から感謝状が贈られました。
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■こういうおせっかい「いっぱい焼いてほしい」
高校生2人の勇気ある行動を、尾木ママも絶賛。「この2人とも素晴らしいですよね」「とくに男の子なんかね、おかしいなぁと思っておせっかいを焼きはじめた…」と感心。
続けて「それを見ていた女の子なんか、反対から、自転車の途中でしょう？ 通学の。それを（道を）渡ってわざわざ来るっていうのもすごいし」「自分たちの着ているブレザーを着せたり様子を聞いたり」と臨機応変な対応にも着目。
校長先生にも是非広めてもらいたいと語り、「こういうおせっかいはいっぱい焼いてほしいですよね」とコメントしています。
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■保育士虐待のニュースとの落差も話題
ツイッター上にも高校生2人に対する称賛が飛び交っており、「高校生立派！」「石川県の高校生2名いいなー こーゆーあったかい街っていいね」「素晴らしい高校生だな」といった書き込みも。
また、同日には静岡県の保育園で働いていた保育士3人が虐待の疑いで逮捕された事件も報じており、「虐待をしている保育士がいれば、高校生が裸足の幼児を保護する！ 泣けてくる」「こういう高校生が保育士を目指してくれないかな」という感想も見受けられます。
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（文／fumumu編集部・星子）