セクマイでも「多様性って難しいよな…」 と思う瞬間・理由
未だに多いLGBTQへの誤解。少しずつ変わって行くことができますように…。
セクシャルマイノリティを中心に多様性が言われていますが、当事者であっても、実際には多様性を認める社会の難しさを痛感することがあるようです。fumumu取材班は理由を聞いてみました。
①性差や考え方が多種多様すぎ
「法律など社会の制度で認められて堂々と表立ちたいという人もいれば、特に何もしないでいいから目立たない所で好きなようにやっていたいという人もいて考えが多種多様でまとまらないところが難しいと思っています。
少しずつまとまっていけるように努力する他に一般の人達の理解も得られるよう、いきなり「認めて欲しい」ではなくこういう例もあるという事を、冷静に緩やかに長い時間をかけて文章、絵、言葉などで少しずつ広める事で諦めず良くしていけたらと思います」(30代・男性)
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②心情として認められないことも
「自分はポリアモリーなのですが、とても理解を得にくいマイノリティだと思っています。日本においてほとんどの人が、パートナー1人という考え方を持っているからです。
そんな中で、パートナーを2人以上欲しいと思うと『自分じゃ物足りないの?』とか、『嫉妬で狂うそう』とか、いろんな意見が出てきます。
自分の中で認められない価値観というものはあるから、多様性を理解し認め合うって難しいなと思います。個人的には、理解・認めることはできなくて、『自分はポリアモリー的恋愛をする人とは無理だ』という意見を持っていても、ポリアモリーの人間がいるといったように、存在は受け入れる社会になればいいと思います」(30代・女性)