セクマイごとで色がある? LGBTそれぞれのカラーはコレ

LGBTの旗のデザインについてお話しします。

フラッグ
(ANASTASIIA DMITRIEVA/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

以前にはレインボーフラッグについて説明をしましたが、セクシャルマイノリティには、それぞれ自身のマイノリティを指し示す色が存在します。

今回は、LGBT、4つのマイノリティの色をご紹介します。



■レズビアン

レズビアンは紫の旗の中に、黒い▼、その中に白い斧のマーク(ラブリュス)が入った旗を使用しています。斧は、レズビアンの象徴であるほか、フェミニストの強さを示すシンボルになっているとか。

以前には、ナチスが強制収容所で反社会的な人物に対して使用していたものですが、かつてレズビアニズムが反社会的とされていたことから、このカラーリングになりました。

上記は昔から使われている古典的なものですが、最近は異なるピンクの色合いとホワイト、レッドを組み合わせた7色で構成された旗や、その派生のものもよく使われます。



関連記事:北川景子主演『家売るオンナの逆襲』LGBTの解説に大きな反響

■ゲイセクシャル

ゲイセクシャルは、上からダークブラウン・オレンジ・ゴールデンイエロー・タン・ホワイト・グレー・ブラックの7色で構成されています。

さらに、左上にはクマの足跡も…。ベア(クマ)は、ゲイ用語の1つで、体毛はヒゲの濃い熊系男性のことを指しています。



関連記事:北川景子主演『家売るオンナの逆襲』LGBTの解説に大きな反響

■バイセクシャル

バイセクシャルは、マゼンダ・ラベンダー・ブルーの3色で構成されています。

マゼンダ・ブルーはラベンダーの2倍ある印象。マゼンダは同性愛者、ブルーは異性愛者を指しており、この2色を混ぜてできるラベンダーを両性愛者(バイセクシャル)として表現しています。



関連記事:バイセクシャルって実は気づきにくい? その理由を聞いてみた

■トランスジェンダー

トランスジェンダーの間で使われている側は1つではありません。ですが、最も有名なのは、2000年にアメリカ、アリゾナ州のフェニックスで行われたプライドパレードで上がったライトブルー・ピンク・ホワイト・ピンク・ライトブルーの3色、5段の縞模様と言えるでしょう。

ライトブルーは男性、ピンクは女性を象徴する色で、ホワイトは身体的性が一般的に定められた男性・女性の中間もしくはどちらとも一致しないインターセックスや自分が正しいと思う性へ変わろうとする人々を象徴しているそうです。


レインボーフラッグのようにあちこちで上がっている印象はありませんが、自己表現の1つとして使えるかもしれませんね。

・合わせて読みたい→バイセクシャルって実は気づきにくい? その理由を聞いてみた

(文/fumumu編集部・fumumu編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンはこちらからチェック!

この記事の画像(1枚)