北川景子主演『家売るオンナの逆襲』LGBTの解説に大きな反響
LGBTをテーマに展開した『家売るオンナの逆襲』。北川景子さん演じるヒロイン・三軒家万智の言葉に、反響が寄せられています
人気ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)。LGBTをテーマに展開し、北川景子さん演じるヒロイン・三軒家万智がLGBTについて解説した内容に、反響が寄せられています。
■3話のテーマは「LGBT」
報道で取り上げるテーマを反映させることも多い同ドラマ。23日に放送された第3話では、レズビアンやトランスジェンダーの人たちが家を探しにくる展開。「LGBT」について理解していない社員に、万智の上司であり夫・屋代を演じる仲村トオルさんがホワイトボードを使いながら教えていきます。
L=レズビアン(女性の同性愛者)
G=ゲイ(男性の同性愛者)
B=バイ(同性、異性に魅力を感じる両性愛者)
T=トランスジェンダー
と解説。これに「トランスジェンダーってなんすか」の質問には、「つまり性的マイノリティの総称だな」と答えられずにまとめていると…「生まれたときに割り当てられた性とは違う性を生きる人、または生きたい人を言います!」と神出鬼没な万智が登場!
関連記事:本当にLGBTが働きやすい会社ってあるの? 実在する制度3つ
■「同じ命であることを、今その胸に刻みなさい!」
トランスジェンダーについて、「生まれたときの身体的特徴などにより、判別された性が男性で、男子として育てられたとしても、心の中で自分は女性だと思っている。そういうふうに性別に違和感を持つ人を総称して、トランスジェンダーと言います」と説明。
また「誰のことを好きになるか」という性的嗜好がマイノリティな男性がゲイであり、自分自身をどう認識するかの「性自認」がマイノリティなのが、トランスジェンダーであることを教え、「従って、トランスジェンダーの中にもゲイはいます」「トランスジェンダーの中には、自分の性別が男性か女性か分からない人、曖昧な人、決めたくない人などいます」と解説。
最後は「みなさんが理解できにくかったとしても、この世に生まれ出た者の命は同じ重さです。LGBTの人々の命も、そうでない人々の命も同じ命であることを、今その胸に刻みなさい! 刻め!」と万智節が炸裂しました。
関連記事:セクマイへの気遣い大事! 恋愛対象外から告白された時のマナー
■「歴史は変わる」「大切なことを話題に」
ドラマでは、内見に訪れたレズビアンのふたりがキスをするシーンがありました。これには、「描き方が露骨」「LGBTが分別がないみたいじゃん」「私はLGBTだけど、ドラマに出てきた女性はただの非常識な人」とLGBTの演出には批判的な意見も寄せられています。
一方、社会問題になっていることを取り入れ切り込んでいく内容に「泣けた」「凄い」などの声も多数見られます。
https://twitter.com/irohani73/status/1088447780924747776
https://twitter.com/gakkyositerunen/status/1088062659428151297
https://twitter.com/mikki_Uknow/status/1088099537380491264
来週は「団塊VSゆとり世代の家探し」! 三軒家の愛に溢れた怒号が楽しみですね。
・合わせて読みたい→トランスジェンダーってどっちの性を好きになるの?
(文/fumumu編集部・冬野 とまと)