谷原章介、新生児病棟で弾き語りをする医師に感動 「音で癒やされる…」
神奈川県立こども医療センターの新生児病棟で、医師がピアノ弾き語りをする動画が「幸せな一時」と話題に。
7日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、新生児病棟で医師がピアノを弾いている動画がSNSで拡散されていることを報道。
赤ちゃんや家族に安らぎや癒やしを与えるための取り組みに、司会の谷原章介さんも賛辞を送っていました。
■弾き語りする医師に「涙がでてきました」
同番組では、神奈川県立こども医療センターの新生児病棟で、医師がピアノの弾き語りをする動画がネットで話題になっていることを取り上げ。
動画が投稿されると、再生回数は590万回を突破。優しい歌声と、赤ちゃんを膝に置いた母親らが耳を傾ける姿に、「自然と涙がでてきました」「心温まる30分の幸せなひととき」といった反響も寄せられています。
ここでは毎週金曜日の午後に30分間だけ、ピアノ演奏を医師や病院のスタッフ、赤ちゃんの母親などが行なっているそうです。
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■音楽の力で心を支える取り組み
きっかけは2年ほど前、コロナ禍で面会に制限がある中、入院が続く赤ちゃんや看病する家族のために「何かできることはないか」と始めたピアノ演奏。
病棟には、予定日より早く産まれた赤ちゃんや病気を持つ赤ちゃんが入院しており、日々命と向き合っています。
同院の院長は、「医学では人の心までは救えない気がするんですけど、音楽の力って人の心を救ったり支えたりするんじゃないかなと思って、みんなでピアノを赤ちゃんたちのために弾いています」と話しています。
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■いつしか「かけがえのない時間」に
取材中に音楽が流れると、マスク姿の母親は体をゆっくり揺らしてリズムをとり、笑顔で腕の中の赤ちゃんを見つめる仕草も。ピアノ演奏は、いつしか新生児病棟にとって「かけがえのない時間」となっているそうで、演奏終了後は拍手が沸き起こっていました。
谷原さんは、「やっぱり音楽の力ですよね。あの、録音されたものでも良いいかもしれませんけども、人がその場でライブで弾く音楽にはさらに力があると思うんですよ」と、生演奏が持つパワーにも言及しています。
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■谷原「目に見えない力」に言及
命と向き合う新生児病棟のほのぼのとしたひとときに、谷原さんは「皆さんがこうやって心がひとつになる瞬間があるっていうことが、とても救いでもあると思います」と感慨深げにコメント。
さらに「まだ言葉が話せない赤ちゃんだからこそ、こういった音みたいな『目に見えない力』みたいなものが、すごく助けてくれるんじゃないのかなと思います」と、赤ちゃんへの影響についても思いを馳せていました。
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(文/fumumu編集部・星子)