橋下徹、教員の願書出し忘れで受験不可に疑問 「柔軟な対応を…」

福岡市の私立中学校で教員が願書を期限内に出しそびれた影響で、3人の生徒が志望校を受験できない事態に。

橋下徹

4日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、福岡市の私立中学生3人が教員の入試願書出し忘れが原因で第一志望校を受験できなかったことを報道。

担当教員が公立高校の出願期限を勘違いして2時間ほど締切がすぎてしまい受験ができなくなったと伝え、弁護士の橋下徹さんは高校側にも「柔軟な対応」を求める持論をのべています。



■学校が願書を出し忘れて受験不可に

福岡市の私立博多女子中学校で、古賀竟成館高校の入試願書を中学校側が期限内に出しそびれてしまい生徒3人が受験できなくなった問題が話題になっています。

同番組によると、保護者は学校側から和解金30万円を提示されたそうですが、番組の取材に対し「第一志望がない状態で娘が宙ぶらりんでどんな気持ちか…」と憤りを表明していました。

ことの発端は、先月16日。古賀竟成館高校の願書は提出期限は16日正午でしたが、博多女子高校の教職員が提出期限を20日と勘違いして16日の午後2時に持参したところ、締切を過ぎており受理されなかったとのことです。



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■谷原章介「困惑しかないですよね」

上記のミスは、その日のうちni保護者に伝えられ、携帯電話で「結論から言うと第一志望の高校は受験することができません。申し訳ございません」と告げられたそう。

司会の谷原章介さんは、「他の受験生のみなさんと一緒に受験のスタートラインに立てなかったということが、本人としては本当に悔しいでしょうし、同じ子を持つ親として僕はもう言葉が見つからないです、困惑しかないですよね」と親の立場から私見をのべています。



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■柔軟な対応を求める意見も

続けて谷原さんは、「受理の時間を過ぎていたというのは、厳格に運用するというのは公平性という意味でとても大事だと思うんですけれど、ときには柔軟な対応というのも大事だと僕は思うんです」と発言しています。

同番組によると古賀竟成館高校の願書受付形態は「それぞれの学校で取りまとめて受付をする」という形態で、個人での提出はできないとのこと。

橋下さんは、「この事案を見るとですね、谷原さんが言われたように柔軟な対応すべき事案だと思います、公平さは第一なんですけれども、正当な理由がある場合は例外を認めるべきだ、というのが法の大原則なんですよ」と法律の観点から解説しています。



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■橋下、市長や町長の介入も提言

さらに橋下さんは、「子供たち側のほうが直接願書を出せるような状況であれば、これはやっぱり子供たち側のミスになってしまうんですが、まず高校の方が『中学で取りまとめてください』という形態にしているわけでしょ。これは高校の方の利便性というか、生徒個人から受付をするとミスがあったりして事務が煩雑になるんですよ。ですから中学でまとめてくださいね、っていうのは高校の利益のためでもあるんです」と考察。

中学教員がミスしたことが最も悪いことは前提としても、「そういう願書(受け付け)の形態を高校側がやっておいて生徒に一切ミスがないんであれば、これは正当事由として例外を認めるべきですね」と、市長や町長の介入も提言しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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