藤井アナ、膝をついてカンペ出すスタッフを見て… その後の“対応”が「素敵すぎる」

3月で『news every.』を卒業する藤井貴彦アナウンサー。番組スタッフ全員に“あるもの”を贈ったといいます。

藤井貴彦アナウンサー

26日の『人生が変わる1分間の深イイ話 復活2時間SP』(日本テレビ系)では、今年3月に『news every.』(同系)を卒業し、フリーへ転身する藤井貴彦アナウンサーへの密着VTRを放送。

番組スタッフへの気遣いや、アナウンサーとして心がけていることなどが明かされました。


■藤井アナが「スタッフ全員に贈ったもの」

同日の放送では、カメラが回っていないところでの藤井アナの様々な一面が、同局のアナウンサーたちから語られた場面が。

そのなかには、「あんなにテレビに出てらっしゃるのに、映りを気にしていなくて、メイクがめちゃくちゃテキトー」というお茶目な一面も。

しかしその一方で、「スタジオの床に膝をついて、カンペや尺を出して下さるスタッフさんがいるんですけど、その全員に行き渡るようにと、藤井さんがクッションを買ってくれた」と、番組スタッフ全員を気遣う人柄も明かされました。


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■訃報を伝えるとき、藤井アナがすること

また、自身が31歳のときに父親を亡くしている藤井アナは、「ニュースで訃報をお伝えするときに、この方をみんなに伝えるのが最後だと思って、しっかり音を出して伝えようと意識している」と語った場面も。

「でも、亡くなった後にいくら『こんなにすごい人だった!』と言っても、本人には届かないんですよ。ですから、生きている間に、素晴らしいなと思ったら『素晴らしい』『大好きです』って言ってあげるべきだなと思っています」と、日頃から言葉にして伝えることも、意識しているそう。


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■「当たり前の生活がどれだけ素敵か」

若くして亡くなった父とは「もっと話がしたかった」と思いが残った教訓から、母親には毎月1回必ず会いに行き、「ありがとう」を伝えていると話す藤井アナ。

父との思い出を振り返りつつ、フリー転身という大きな節目を前に「なにか素晴らしいことがあったときだけが、幸せじゃない。当たり前の生活がどれだけ素敵かというのを意識しながら、生きていくことって素晴らしい」としみじみ語っていました。


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■「素敵すぎる」「応援します!」多くの反響

藤井アナの人柄やその言葉に、視聴者からは「カンペを出すADに膝をつくクッションを買ってあげた話しサラッとでたけど人柄が滲みでてて素敵すぎる」「当たり前の生活がどれだけ素晴らしいってことか意識して過ごしている、本当にそう思います」と多くの反響が。

また、「独立は驚いたけど、凄く応援する!」「藤井アナ本当に素敵なこと言うよなぁ。エブリー卒業残念だけどZEROも楽しみ」「ニュースZERO応援します」と、4月から藤井アナが担当する『news zero』(同系)への期待も高まっています。


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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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