ウクライナ人YouTuber、訪日を発表 「5年、10年と戦争が続くのかもしれない」

戦争が長期化するなか、2年のタイミングで一度訪日することを決意したそうです。

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ウクライナ人ユーチューバーのボグダン・パルホメンコさん(以下、ボグダンさん)が14日、自身のYouTubeチャンネル『BOGDAN in Ukraine』(登録者数8.4万人)を更新。

日本を訪れることを明かすとともに、戦争開始から2年経った現在の心境を明かしました。

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■日本人にウクライナの今を伝えるボグダンさん

ボグダンさんは、ウクライナ在住のウクライナ人ユーチューバー。幼少期に母と日本に移住し中学生まで過ごし、高校生以降はウクライナに戻り、首都であるキエフで暮らしてきました。

ロシアによるウクライナ侵攻が発生して以降は、日本語で日本人に、ウクライナの現実を伝えてきたボグダンさんですが、今回の動画では日本を訪れることを報告します。


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■「ついに2年というタイミングに来てしまいました」

ボグダンさんは動画冒頭で「戦争が始まってから僕は1、2カ月、長くても半年ぐらいで戦争は終わると思っていました。ところが、1カ月、2カ月、3カ月、1年、そしてついに2年というタイミングに来てしまいました」と、戦争が自身の想像を超える長期間になってしまっていることを説明。

「できることを僕なりに考えて、周りの人と協力しながら、最大限の努力を続けてきました」と続けつつ、日本の視聴者との繋がりが強くなってきていると話します。


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■「日本に来日をさせていただけたら」

それゆえ、「戦争が終わったタイミングで」来日することを考えていたものの、戦争が長期化。「今後どういうふうになっていくかわからない。もしかしたら今後5年、10年とこの戦争が続いていくのかもしれない」と述べたうえで、「一度、この2年のタイミングで、日本に来日をさせていただけたら」と、決意の背景を語りました。

なお、インフルエンサーは専用の申請をすれば、なんらかのミッションを行なうという名目で出国が許可されるそうです。

今回の動画に対し、コメント欄では「気をつけて帰って来てください。ボクダンさんに直接お帰りなさいって言える日を楽しみにしております!」「素晴らしいお知らせをありがとうございます!」「第二の故郷としてボグタンさんを歓迎します」「私もそのほうがウクライナの現状を伝えるのに有効だと思います」などの声が寄せられています。

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