パパ活のつもりが一体なぜ? 「気がついたら風俗嬢になってた」21歳女子大生の話

“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えします。

coco パパ活

“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えする連載コラム。

今回は「パパ活してたはずなのに気がついたら風俗嬢になっていた」と話す、女子大学生Oちゃん(21歳)のお話。


■きっかけはスカウト

都内の大学に通うOちゃんは、もっちりした色白の肌が柔らかそうなマシュマロボディの21歳。身長は158センチと小柄ですがバストはGカップもあり、大学でも目立つと言います。「中学生の頃からFカップとかあって、体育の時間とか体育祭の時、校庭の外に他校の人とかおじさんたちがいるのがすごく嫌でした」と話すように、とにかく胸ばかり注目されてきたそう。

「大学進学で東京に出てきたら、渋谷とか原宿とかでAVのスカウトされたり、新宿ではおっぱいパブとか風俗のスカウトされたり。最初は怖くて全部断ってたけど、ある時、パパ活のスカウトにあったんです」。

Oちゃんに声をかけたのは、いわゆるフリーのスカウトで、取り扱っている仕事もガールズバー、キャバクラ、風俗、AV、交際クラブ、と幅広かったとのこと。

「AVとに現役大学生! とかって出ちゃったら絶対すぐにバレると思うけど、パパ活なら周りにバレにくいかなと思って」その日のうちにスカウトに連れられて交際クラブの面接に行ったそうです。


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■太パパに遭遇

声をかけられた新宿から赤坂までタクシーで移動し、雑居ビルに連れて行かれたOちゃん。

「すごいボロボロのビルで、大丈夫かな? と思ったけど、中に入ったら綺麗にリフォームされたお部屋で、広いリビングの隅の方が写真スタジオみたいになってました」と、面接後そのままプロフィール写真の撮影も行い、無事登録となりました。

「オーナーから、うち、胸の大きな子が好きなお客さんが多いからすぐに連絡できると思いますよ、と言われて、本当に次の日から毎日、学校終わりに紹介されたおじさんと銀座とか赤坂のご飯屋さんとかカフェで顔合わせするようになったんです」。

初回から当然のようにホテルに誘われた時、Oちゃんは“やっぱりな”と思ったそう。「いわゆる大人の関係というのに別に抵抗はなくて、むしろ好きな人とするのは恥ずかしいけど、なんとも思ってない人とHして2、3時間で何万円ももらえるんならラッキー、みたいな。基本的に断らないからオーナーに気に入られたみたいで、クラブに登録しているパパの中でもいわゆるVIPと言われるような太パパばかりを紹介してくれるようになったんですね」。


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■風俗経営者だったパパ

1回のパパ活で5万円から8万円ほどのお小遣いをもらっていたOちゃん。「パパをたくさん紹介してもらえるのは良いんですけど、1回限りで終わることが多くて、なかなか定期のパパができなかったんです。でも、30人目くらいかな? ようやく月50万円で愛人契約しないか、って言ってくれる人に出会いました」。

お相手の男性は60代後半の会社経営者。「ホテルで会ってホテルで別れるみたいな。食事とかは一切ないパパだったんですけど、長時間拘束されることもないし、いつも2時間以内で解散するからものすごく楽で。2、3ヶ月経った頃パパから“僕の友達がOちゃんに興味があるみたいで会いたいって言ってるんだけど、どうかな?”って言われて」。

ニュアンスから性行為ありなんだろうな、と感じ取ったOちゃんですが「ホテルで会って2時間くらいで別れてHして8万円もらえるよって言われて。え、私が他の人とHしてもいいんだ!? って驚きましたけど、高額だからまあいいかと」実際に会うことに。

そうして、パパから紹介される男性が徐々に増え、パパ以外の男性ともホテルで会ってホテルで別れるような生活を送っていたOちゃん。「紹介される男性が多くて、だんだんパパと会う時間が取れなくなったんです。で、パパから“これからは都度にしよう”って言われた時、あれ? 何かがおかしいぞって思ったんです」。


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■気がついたら風俗嬢に

その時には、すでにパパから紹介される男性との性行為で月100万円以上を稼いでいたOちゃん。「もしかしてパパは私を紹介して紹介料をもらうビジネスをしてたの?」と問い詰めたところ、最初は「違う、そうじゃない」などと言っていたパパも、最終的には「自分は風俗店経営者だ」と白状したそう。

「表向きはデリヘルってことでHPもあるけど、じつは本番行為もあるお店で。私によく似た雰囲気の子の写真が目隠しされた状態で載せられてて、そこから指名が入ってたみたいです」と事の顛末を理解したOちゃん。「でも写真が微妙だったから、ちゃんと自分を撮影してもらった方が指名入りそうだなと思って、正式に入店して撮影してもらいました」。

春は、スカウトが増える季節です。うっかりしていると気がついたら風俗に、なんて可能性もあるので、気をつけてくださいね。

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(文/fumumu編集部・coco)

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