『春になったら』3話 反比例する父娘の心境に「反対してた方が…」の声も

敵対していた父と娘の思いが通じると思いきや通過! 不器用な家族愛が話題に。

春になったら
(画像は『春になったら公式HP』より)

29日放送のドラマ『春になったら』(フジテレビ系)の3話「父娘で遊園地へ!婚約者はお笑い賞レースに参戦」。

娘の婚約者と初めてきちんと向き合った父と、自分の結婚の意味に気付いた娘。対立していた二人のそれぞれの心に変化が見られた今回、視聴者からは対立したままの方が良いといった意外な意見もあがりました(ネタバレを含みます)。


■父の深刻な病状

父・雅彦(木梨憲武)のたっての希望で、伊豆旅行にやって来た瞳(奈緒)。瞳のカメラがシャッターを切った瞬間、突然雅彦は激痛を訴えて倒れしまい、その際に雅彦が医療用麻薬を使っていたことを知った瞳はあらためてことの重大さを痛感します。

雅彦の苦しむ姿を見たその夜、瞳は”結婚までにやりたいことリスト”を書き換えますが、唯一訂正できなかったのは「お父さんにかず君との結婚を認めてもらう」ことでした。


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■お笑い賞レースに優勝すれば…

その頃、瞳の婚約者で売れないお笑い芸人の一馬(濱田岳)は、今年もお笑い賞レースへの参加を決意していましたが、過去2回の挑戦はどちらも予選敗退に終わっていたため、半ば諦めモード…。

しかし、優勝して一馬が芸人として売れれば、雅彦に認めてもらえるのではないかと考えた瞳は、結婚するために絶対に優勝してほしいと応援にもより一層力が入るのでした。


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■念願の遊園地へ

そんなある日、”死ぬまでにやりたいことリスト”の一つである遊園地へ出掛けた雅彦。幼い瞳を連れて行けなかったこの場所で、あの日の願いを叶えようと瞳を誘ったのですが、なんと当日現れたのは瞳と一馬と一馬の息子の3人だったのです。

納得がいかない雅彦でしたが、ランチ後に一馬と二人きりで話すうちに心境の変化が…!瞳の人柄に惹かれたことや、どれだけ本気なのか、そして優勝したら結婚を許してほしいとお願いする一馬のまっすぐな言葉と眼差しに、さすがの雅彦も驚いた様子を見せました。


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■父と娘のすれ違い

初の予選通過を果たし準決勝の舞台に立った一馬ですが、急なお産が入り瞳は一馬のネタを見ることができませんでした。さらに、準決勝に進むことができずお笑いをやめるか迷い始めた一馬に瞳が伝えたのは、「結婚のことは一旦待ってほしい」という衝撃の言葉。ですが、これは遊園地からの帰り道、一人で寂しそうに歩く雅彦の姿を見て、自分が結婚すれば父を孤独にしてしまうと思ったからなのでした。

一方、遊園地を境に一馬のことを見直した雅彦は、仕事を休んで準決勝のネット配信を見るだけでなく投票までしていたのです。あんなに批判していたネタを「まあまあ面白かった」「あいつのネタには性格の良さが出てる」とうれしそうに話す雅彦。しかし、さすがに「結婚の事は忘れて」と言った瞳の笑顔には動揺を隠しきれないのでした。

父と娘の気持ちが逆方向に向かい始めたこのシーンには、SNSで様々な意見が飛び交いました。

「お父さんの為に結婚は一旦置いとくって知るとそれはそれで憲武パパは心配なんだよね。自分の為に娘の人生を変えて欲しくないのだと思う。反対して喧嘩しながらも生きるのがお互いの張合いになるんだよきっと。難しいね」「瞳が結婚のこといったん保留にするからお父さんが拍子抜けしちゃってる…結婚に反対してた方が生きる活力に繋がったんじゃないかな…」「残された時間どんなに尽くしても少なからずきっと後悔は残るもの。今ある時間、今いてくれる人、大事にしたいな」などなど、瞳と雅彦の両方の視点で異なる声が。

当たり前にあった大切なものが失われそうなると、瞳たちのようなすれ違いが起こりがちなのかもしれませんね。

次週4話は、2/5(月)22時〜放送です!

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(文/fumumu編集部・福野 エリカ

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