宇宙では尿を“あるもの”に再利用 宇宙飛行士・野口聡一「お水が貴重なので」
資源が大切な宇宙では尿さえも貴重。元・宇宙飛行士・野口聡一さんが宇宙でのトイレ事情について明かしました。
26日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に、元JAXA勤務の宇宙飛行士・野口聡一さんが登場。
宇宙でのトイレ事情について詳しく語る一幕がありました。
■宇宙でのトイレ事情は…
宇宙でのトイレ事情が話題にあがると、野口さんは「出たものも浮いちゃうわけですよ。小も大も。掃除機あるじゃないですか、ホースの。あそこに向かってするっていうイメージ」と実際に宇宙船で使用していたトイレについて説明。
この話を受け、番組MCを務めるお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんが「宇宙には撒き散らさない?」と質問すると、野口さんは「おしっこは全部沸騰させて、再利用するんです。お水が貴重なので」と資源が大切な宇宙では尿さえも貴重なため、何度も再利用していることを明かします。
関連記事:博多大吉がUFOの最新研究に持論 「UFOだ宇宙人だオカルトだって…」
■宇宙では尿を再利用
お湯を沸かして水蒸気を冷やせばきれいな水になるように、宇宙船では尿を加熱して水蒸気にし、蒸留することで水分を再利用しているといいます。
野口さんはこのことについて「水蒸気を冷やしてるので完全にただのきれいな水」「今日のコーヒーは昨日の誰かのコーヒー」と話しました。
関連記事:平原綾香、何度もかけてくる“いたずら電話” 留守電を聞いてみたら…内容に絶叫
■便は専用のカプセルに入れ焼却処分
一方で、便は再利用せずに廃棄するそう。地球からの物資が入った補給船に専用のカプセルがあるため、そこに便を詰め、地球に戻すときに大気圏に突入して燃やすといいます。
この話を受け、ほかの出演者から「我々の上空でうんこが燃やされてる訳ですか?」という質問が投げかけられると、野口さんは「焼却処分です」と回答。
関連記事:アメリカの大自然が圧巻の迫力! 宇宙飛行士・野口聡一氏の解説で40分の旅を劇場で
■償却処分した便は「流れ星になってる」
また、「流れ星ってこと?」という質問が飛ぶと、野口さんは「流れ星になってる。本当に3000度とかで燃やしてる」と答えます。
すると、この話に松本さんは「じゃあ僕らうんこにお願いを…」とポツリ。
ほかの出演者にもザワつきが広がると、野口さんは「でも大事ですし、本当にきれいに燃えるので全然地上に害はない」と説明しました。
関連記事:黒柳徹子、平原綾香に「大好き」 『Jupiter』から20年に驚きの声も
■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
・合わせて読みたい→平原綾香、何度もかけてくる“いたずら電話” 留守電を聞いてみたら…内容に絶叫
(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)