アプリでできた彼「浮気はしたくもない…」 遠距離の元カノに浮気された悲しい過去

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

■クソ真面目な愛しき彼

「だから」と、えびおくんの話はまだ続いていました。「まほちゃんに会ったあとも、他の人を見ようなんて思えなかった」。えっ! なんですって?! 「浮気みたいで。他の人とデートしながらってのはできなかった」。たしかにすぐにアプリをアンインストールしてくれていたのは本当に感動したし誠実だと思いました。でも、マッチングアプリって同時進行するものだからそこまで真摯にやらなくていいのに…!

私は嬉しかったけれど、彼のクソがつくほど真面目なところに驚きました。そこが良いところだなと思ったのと同時に「浮気」のワードは今後は禁句で、私がマッチングアプリでカジュアル遊びしまくっていたことは、死んでもバレてはいけない、墓場まで持っていくことを改めて決意。また、こんな人にマッチングアプリで出会えた私はラッキーなのでは? そう思っていました。


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■「年末までに結婚」まで、あと5ヶ月

また、えびおくんは過去に体を壊したこともあり、だからあんなにも「健康」にこだわり、また愛した女に捨てられた経験から「成長」にもこだわっていることがわかりました。生きてると、どうにもならないこともある。そう思うと、なんだか無性に愛しくなり、守ってあげたいという気持ちになってきます。

そう、「あなたを苦しめる全てのことから」。松任谷由実「守ってあげたい」にある歌詞のような気持ち。ただただ、そう思っていたはずだったのですが、日に日に、「私のことも守ってほしい」という歌詞を勝手に付け加えるような、そんな傲慢な感情が強くなってしまいました。好きになればなるほど、相手も同じくらい自分のことが好きか、気になってしまうのでした。

友人からは「そんなに上手くいってるんだったら、もう入籍してもいいんじゃない?」と言われました。「早くしたほうがいいよ、相手がまほちゃんのこと夢中なうちに」と追い込まれました。友人もきっと悪気はないのです。私の目標が「結婚」だからそう言ってくれるのです。たしかに、約束の「年末までに結婚」まで、あと5ヶ月。ここから親に挨拶、物件探し、結婚式はどうするかなど、時間ないじゃん! そう思った私は、会う度に結婚を匂わせるようになります、いや、匂わせるどころか、ガツガツいきすぎてしまうのです。

それは、私も過去に適齢期で別れた経験からくるトラウマがあるからでした…焦っても仕方ないのに、焦ってしまう、そして、焦っている女は魅力なし? 続く!


■執筆者プロフィール

小出真保:太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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