冬になり、寒くなってきたと思って油断していたけれど、もしかして私汗臭い? このほど編集部では、そんな冬場のニオイ問題について調査してみました。
■冬でも制汗剤を使っている?
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女989名を対象に実施した調査では、全体で29.9%の人が「冬でも汗の匂いが気になって、制汗剤やスプレーを使っている」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は25.4%、女性は34.5%という結果に。
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■寒くなったからと油断をしていたら汗だくに…
編集部が話を聞いた30代の女性は、「暖房の効いた部屋で仕事をしていると、気付かないうちに汗びっしょりになっていることがあって、夏と同じような汗臭さを感じることがあるんです」と眉をひそめます。
寒くなったからと油断をしていたら、一日の終わりにはすっかり汗臭くなってしまい、人に近づけなくなったことも。それ以来、冬でも制汗剤を使うようにしているといいます。
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■汗腺の機能が低下していることも原因の1つ
肌着やインナーなどを取り扱う繊維製品メーカーのグンゼの公式HPによると、冬の汗は夏よりも臭うことがあると説明。
冬は汗を分泌する汗腺の機能が低下して濾過機能が衰えているため、余分なミネラルも汗と一緒に出てしまい、それが常在菌と混ざって嫌なニオイを発することがあるのだそう。
さらに、冬の衣服は頻繁に洗わず繰り返し着ることもあるうえに、保温性が高いぶん通気性が悪く、蒸発せずに残った汗がニオイの発生源になることもあるといいます。
■インナーや重ね着で冬の汗対策を
そこで同社では、脇汗パッド付きで吸湿性が高く消臭効果もありながら、冬でも暖かいインナーを紹介。インナーで冬の汗対策をしてみるのも1つの方法かもしれません。また、トップスやアウターも脱ぎ着しやすく温度調節がしやすいように重ね着を勧めています。
それでも気になるという人は、やはり制汗剤やデオドラント製品を併用し、快適に過ごす工夫をしてみるのが一番かもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)