全部消去したけれど… およそ3割が、振り返ると恥ずかしいSNS投稿をした経験

気分が沈んでいるときは、すぐに行動を起こさず、いったん深呼吸をしたほうがいいかもしれません。

スマホを見る女性

どうしてあんな投稿をしてしまったのかと赤面しても、時すでに遅し。誰にでも恥ずかしくてたまらない過去はあるものですが…。


■見返すと恥ずかしいSNSの投稿

fumumu編集部が全国の10代〜60代のSNSを利用している男女787名を対象に実施した調査では、全体で35.3%の人が「気分が沈んだときにSNSのなどに投稿し、あとで恥ずかしくなった経験がある」と回答しています。

SNS調査


なお男女別に見ると、男性は30.2%、女性は40.4%という結果に。


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■恋愛に関するポエムを投稿

編集部が話しを聞いた30代の女性は、「付き合っていた彼とのすれ違いが多くて感傷的になっていた時期に、ポエムのような投稿を繰り返したことがあります」と回顧。

当時は、自分が恋愛ドラマのヒロインにでもなった気分で気持ちの吐露を繰り返していたと言います。あとから全部消去したけれど、あれを読んだ人もいると思うと今でも恥ずかしいと赤面していました。


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■妊娠中のナーバスな時期の投稿が…

自分の言葉の薄っぺらさに恥ずかしくなったという40代の女性は、「妊娠中のナーバスだったときに、“生きるとは”とか“人生とは”のような哲学的なことをあれこれ投稿していて、今思うと恥ずかしくてたまりません」と話します。

日記に書くか、胸に秘めておけばいいような内容を、わざわざ誰もが読める場所に書き綴って、自分に酔っていたのだなと当時の心理状態を分析していました。


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■投稿する前にしっかり読み返してみて

『王様の耳はロバの耳』というお話には、床屋が王様に秘密を口止めされ、我慢できずに井戸に向かって秘密を叫ぶシーンがあります。たしかに、秘めた思いや溜まった鬱憤は吐き出してしまえばスッキリするかもしれません。しかし、お話の中で床屋が叫んだ井戸は国中の井戸とつながっていて、その秘密は国中の人に聞かれてしまうのです。

SNSも世界中の人が目にすることができるオープンな場所。気軽になんでも発信できる反面、発言の内容を巡って炎上したり、個人を特定されたり、中傷されたりと、思わぬトラブルに発展してしまうことも。

投稿する前に一度冷静に読み返し、世界に向けて発信しても良いものかどうか考えることも大切なのではないでしょうか。

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(文/fumumu編集部・蒼羽 結
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年8月5日~2023年8月8日 対象:全国10代~60代のSNSを利用している男女787名 (有効回答数)

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