かまいたち山内、下積み時代の吉本の給与事情明かす　「本当に倍々」

11日放送の『これ余談なんですけど…』（ABCテレビ）では、MCのお笑いコンビ・かまいたちの山内健司さんが吉本興業の給与事情を明かす場面がありました。

■下積み時代のアルバイトの話に

今週は、ゲストに元プロボクサーでタレントの竹原慎二さん、お笑いタレントのみなみかわさん、レイザーラモンRGさんを迎えてトーク。竹原さんが芸能界入りした当初は全く仕事がなく、日焼けサロンでアルバイトをしていたことを明かすと、出演者それぞれのアルバイト時代の話に。

みなみかわさんは、「未来が怖い」という理由で今でも東京・渋谷の歯科医院で受付のアルバイトをしていることを明かします。

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■売れてもバイトは辞めづらい？

すると、「バイトって、辞められない気持ちすごい分かる」とRGさん。昔、ビデオ試写室でアルバイトしていたRGさんは「優秀すぎて店長まで行って」と、優秀だったため出世。最終的には「（ビデオ試写室を経営している）風俗店の店長まで行った」と言い、「そこを辞めるのすごい辛かった」と、上り詰めてしまったがゆえに辞めづらくなってしまったことを明かします。

みなみかわさんも「結構芸人真面目なんで、上がっていくんです」と、芸人はアルバイト先で出世しやすいと言い、出演者の共感を得ていました。

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■「この仕事やっててよかった」

RGさんがビデオ試写室で店長をしていた時、アンケートシステムを開始。ある日「ありがとうございました」と書かれたアンケートを見つけます。そこには「中学校の時見たVHS、どこにもなかったんですけど、ここにありました」と、感謝が綴られていたのだとか。

それを見たRGさんは「すげぇ、この仕事やっててよかった」と感激したと言い、スタジオの笑いを誘いました。

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■「（倍々は）本当に良い言葉だなと思って」

MCの山内さんも、ブレイク前は芸人の仕事と並行してコンビニエンスストアでアルバイトしていたそう。アルバイトを続ける中で、2007年にかまいたちは『第28回ABCお笑い新人グランプリ』で最優秀新人賞を獲得します。

かまいたちとして初めてのお笑いコンテストでの受賞であり、山内さんは「優勝したら給料が倍々になっていくって聞いてたんで、一気に『辞めます』って言って」と、給料が倍々と上がっていくと聞いていたため、すぐにコンビニでのアルバイトを辞めたそう。

当時の山内さんの芸人としての給料は1万5000円。すると、次の月は3万円、さらに次の月は6万円と「本当に倍々」になっていったと言います。ところが「その6万で止まった」と山内さん。倍々だけで打ち止めになってしまったのでした。

山内さんは、「倍々」と言うからには毎月給料が倍に上がっていくと想定していたようで、「（倍々は）本当に良い言葉だなと思って」と言い、笑いを誘いました。

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（文／fumumu編集部・大島 あひる）

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