ジュリー前社長がしたためたレター “ある部分”を元文春記者が指摘 「会社役員として…」

元文春記者が「不思議だなと思ったのは…」と切り出し、レターのある一文に言及。

井ノ原快彦・東山紀之

2日、ジャニーズ事務所(東山紀之社長・井ノ原快彦副社長が登壇)の会見を受け、YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』が2日、生配信を実施。

井ノ原さんが代読した、ジュリー前社長の“レター”について言及し、苦言を呈しました。

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■母・メリー氏との関係を告白

“レター”というのは、会見で東山さんが「現在の自身の考えをしたためたレターを言付かっておりますので」と、ジュリー前社長から預かった文章を井ノ原さんが代読したもの。

叔父であるジャニー喜多川とは、これまで一度も2人だけで食事をしたことがなく、深い話をする関係ではなかったこと、母・メリー氏については「私が従順な時はとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように怒り、叩き潰すようなことを平気でする人でした」と、母との関係を告白。

母の存在により、20代の頃から過呼吸で倒れることもあったといい、パニック障害と診断されていることを伝え、「過呼吸にならずにお伝えできる自信がなく、このようなお手紙にさせていただきました」と、会見に登壇しなかった理由を綴っています。


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■レターの内容に同情の声と「誰も止めなかったのか」

この内容に、“毒親”のもとで育ったジュリー氏に同情の声も見られますが、「あのジュリーレターをなぜ周りは誰も止めなかったのか」「ジュリー氏だけをせめていませんご病気なのもわかりますが、あのレターは若干納得いかない所も有ります」「彼女の現在の思いなのだろうけど。個人の思いと、今回、被害者に対する今後の対応を発表する記者会見とは、接点がない気がした」などの意見も多く見られます。

同チャンネルで、元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんも“レター”について触れ、赤石さんは「この手紙って、全部が自己弁護じゃないですか。全部言い訳」「自分がやったことじゃない、という気持ちもあるのかもしれないけど…この手紙はないな、と思いました」と意見を述べました。


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■「役員報酬を貰っていたのか」

つづけて甚野さんは「僕が不思議だなと思ったのは…」と切り出し、レターのある一文に言及。

ジュリー氏は母・メリー氏からの命令でジャニーズ事務所の取締役となったことを明かし「事実上、私には経営に関する権限はありませんでした。そして2008年春から新社屋が完成した2018年まで、一度もジャニーズ事務所のオフィスには足を踏み入れておりません」と記しています。

これに甚野さんは「会社役員として役員報酬を貰っていたのか、そこまで明らかにしてくれ、と。実態がないのにお金を貰っているなら、脱税的なことになる」と詳細を説明する必要があると指摘しました。

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