約7割が、旅行先で“苦痛に感じること”に共感 千秋も「なくなればいいのに…」
以前『ノンストップ！』（フジテレビ系）でも議論された問題。多くの人が負担に感じていることが判明しました。
過ごしやすい陽気になり、旅行や行楽にもピッタリな季節になってきました。
旅行に行くとついて回る、職場や友人への「お土産問題」について、以前タレントの千秋さんの実体験を交えたコメントが注目を集めたことが。
■旅先で“お土産買わなきゃ”がストレスに
話題になったのは、今年5月放送の『ノンストップ！』（フジテレビ系）での一幕。
千秋さんは、楽しい旅先で「あの人とあの人にお土産買わなきゃ」というのがストレスになるため、「『お土産は買わないから要らない』みたいなのを、事務所で言っていたこともあった」と話すほど、周囲に予め意志を伝え、対応を徹底した時期もあったそう。
番組内で千秋さんは「お土産とか必要ないと思う」「お土産制度がなくなればいいのに…」と強調していました。
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■約7割、お土産が負担に感じた経験あり
そこで、fumumu編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に「お土産」に関する意識調査を行なったところ、全体で68.9％が「旅行などへ行った際、職場や友人へお土産を買うのが負担に感じた経験がある」と回答。
男性65.2％に対して、女性は72.4％と女性のほうが高い割合に。
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■お土産を見た同僚から「ありえないひと言」
編集部が話を聞いた管理職の女性は、「友人に渡すためにお土産を選ぶのは好きだけど、職場へのお土産は負担に感じてました。時代的にも『お休みいただきありがとうございます』との意味合いでやってる人が多かったので、仕方なく買ってました」と、以前の職場でのエピソードを回顧。
あるとき「お土産でチョコのお菓子を買った際、親しくもない同僚に『チョコ食べれないから他のが良かったな～』と言われたことをきっかけに、職場へのお土産はやめました！」といいます。
なお、そのチョコレートのお土産は「“みなさんでどうぞ”的にデスクに置いたもの」だったそうで、わざわざこんなことを言ってくるあたり、とても気分が悪いですよね…。
■友人からハードルの高いリクエストが
また、話を聞いた30代女性は「職場や友人にはお菓子を買うことが多く、気負いすることはない」ほうだといいます。
しかし「海外旅行に行った際、友人から『お金を払うから何でもいいので何か買ってきて』と言われたことがあり、『センスが問われるからどうしよう…』とすごく悩んでしまった経験があります」と回顧。
この“何でもいい”は、自分にとって大切な友人であるほど、プレッシャーを感じてしまうかも…！
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■ON・OFFをしっかり割り切る人も
別の会社員の女性は「仲の良い友人に買っていく（毎回ではない）くらいで、そこまで負担に感じたことはない」といいます。
職場へのお土産については「プライベートで行っているものなのでそこまで気を遣いたくない」と話し、「友人だけでなく、家族や自分にも気になるものがあれば、買っていくタイプなのでお土産選びは好きなほうです！」と、オン・オフをはっきりさせ、お土産選びも楽しんでいるそう。
お土産も旅の楽しみの一つですが、“職場と◯◯さんへのお土産を必ず買っていかなくちゃ”と負担に感じてしまうような状況は、考えものかもしれません。
■執筆者プロフィール
衣笠あい：神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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（文／fumumu編集部・衣笠 あい）この記事の画像（2枚）
