香川県議、海外視察費が高額すぎると物議 谷原章介は「報告書を見た記憶が…」

香川県議会の海外視察費が1人あたり263万円と高額になることが分かり批判が殺到。約188万円に減額する事態に。

谷原章介

20日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、香川県議会の海外視察費用が高額だと物議を醸している問題を掘り下げ。

番組内では、1人あたり約263万円と書かれた当初の見積書も登場し、司会の谷原章介さんも「海外視察の意義」について考察しました。


■1人263万円の高額な海外視察費

香川県議会の、1人263万円という高額な海外視察費に対し批判が殺到したことにより、減額する事態となりました。

南米のパラグアイやブラジル、アメリカなどを回る予定となっていた今回の視察ですが、航空機はビジネスクラスを利用し、ホテルも1泊6万6,000円など高額。今月14日、市民団体が視察の見直しなどを求める約3万人の署名と陳述書を議会に提出しました。

香川県議会といえば、6年前のヨーロッパ視察でも、ドイツに到着してまず最初にビアホールに向かうなど「観光のような行動」をとったことでも批判が殺到しています。


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■批判の声を受け約188万円に減額

6年前の視察に関しては、地元の市民団体が費用の返還を求めて県を提訴し、費用総額990万円のうちおよそ600万円の返還を命じる判決が出ています。

そんな経緯もありながら、11月に予定されている視察の当初の見積もりは、6年前の倍以上。多くの批判が寄せられたことを受けて、議会事務局などはホテルの部屋の等級などを精査して、約980万円減額したと発表。1人あたり75万円減らし、約188万円に減額しました。


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■風間晋は「大名旅行」とバッサリ

香川県議会側は「現在の為替レートを考えると妥当なものと考えます」とのべていますが、ネット上では賛否両論の声が。

フジテレビ報道局解説委員の風間晋さんは、「大名旅行、そういう言いかたを思い浮かべてしまいました。議員だって公僕ですから、そんな大名旅行をやれるような立場じゃないだろうって僕自身は思うんですけど」と指摘。

減額に対しても、「僕が県職員だったら議会予算で計上されている一部を県の国際交流予算に変えて、そこから支出するとか、いかようにもできそうな気がするんですよね。しっかりチェックしないといけないですよね」とのべています。


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■本来であれば視察と報告書はセット?

谷原さんは、やはり物議を醸した自民党女性局のフランス視察旅行にも言及し「報告書を見た記憶がないんですよ、メディア上で…」と、視察を終えた後の報告書の存在にも言及。

続けて「本来で言うと報告書とセットで…義務でセットにするというのも、進むべき道なのかもしれませんね」と話し、「国民に見える形で」視察の成果を公表するよう提案をしています。

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(文/fumumu編集部・星子

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