『名探偵コナン』灰原哀と同じように… 約10人に1人が「あるもの」を消せずに保存
15日の金曜ロードショーは、劇場版『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』。灰原哀の切ない心情が描かれている場面も必見です。
15日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の大ヒットを記念して、劇場版『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』を放送。
編集部では、同作の名場面にちなんで「留守番電話」にまつわる調査を行なってみました。
■灰原哀が電話をかけていた“相手”は…
世界中で暗躍する黒ずくめの謎の組織と、彼等に劇薬を飲まされ幼児化してしまった、主人公・江戸川コナン(工藤新一)らが、ある事件を通じて衝突する同作。
作中では、元組織の一員で、劇薬「APTX4869」の開発者であり、自身もそれによって幼児化している、灰原哀(宮野志保)が、度々誰かに電話をかけるシーンが描かれています。
哀ちゃんが電話をかけていた“相手”は、あまりにも切なく…。この部分は、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
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■約10人に1人、消せない留守電がある
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「留守番電話」に関する意識調査を行なったところ、全体で10.1%の人が「消さずに大切に保存している留守番電話の録音がある」と回答。
男女別に見ると、男性9.2%に対して女性は10.9%と女性のほうが僅かながら高い割合に。
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■もう会えない人の声が残っている
『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』が劇場公開された2001年当時とは時代の変化もあり、哀ちゃんが電話をかけるシーンは、まだスマホがなかった頃の懐かしさも感じます。
現在でも、およそ10人に1人が特定の留守番電話の録音を大切に保存している背景について、SNS上では……
「自宅の電話に残っている母からの留守電メッセージ、消せないまま11年が経とうとしています」「毎年私のお誕生日には電話や手紙をくれた祖母。今でも留守電に入ってるお誕生日おめでとう、が消せない」「おとんの留守電消せない」と、もう会うことができない人からのメッセージを、大切に保存しているという声が目立ちました。
クライマックスの大迫力シーンも勿論必見ですが、哀ちゃんの心情の描写にも注目してみては。
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■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)