「ジャニーズファンは立ち上がれ」 村西とおる氏“タレントの未来を守るため”と訴え

同日、ジャニーズ事務所は公式サイトにて1年間は、タレントへの出演料はタレント本人に支払うこと、「プロダクションとしての報酬は頂きません」と発表。

ジャニーズ事務所

セクシービデオ監督の村西とおるさんが、自身のX(旧・ツイッター)で、ジャニーズファンに「立ち上がれ」と投稿。

そんななか、ジャニーズ事務所は公式サイトにて「被害補償及び再発防止策」の方針を発表しました。


■35年前の“告発映像”が話題に

35年前の1988年、元祖アイドル・フォーリーブスの北公次氏さん著書『光GENJIへ:元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』(データハウス)と、同名の告発ビデオを手掛けた村西さん。

現在はダウンロード作品としてリリースしている北さんの映像を、部分的に自身でも公開したことも話題になりましたが、今もなおジャニーズ事務所、スポンサー企業やテレビ局の対応についての投稿をつづけています


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■ファンに「立ち上がれ」 タレントに「声をあげよう」

現在、日本航空/日産自動車/日本マクドナルド/花王/東京海上日動/日本生命/アサヒ/サントリー/キリン/第一三共ヘルスケア/伊藤ハム/健栄製薬…など、ジャニーズ事務所との契約を打ち切ると発表した企業も報じられるなか、12日に村西さんは「ジャニーズファンは立ち上がれ」と切り出し、「やがてCM企業やTV局も社内規定に照らしコンプラ違反の疑いのある事務所のタレントを起用できなくなる。タレントの未来を守るために立ち上がれ」と訴えます。

翌13日には「ジャニーズの所属タレントは声を上げよう」とタレントに対しては、「ジュリー景子代表に『何故この約110日間、口で謝っていながら被害者に具体的な賠償をしてこなかったのだ、その不誠実な態度のせいで仕事が奪われかけている』と」と考えを伝えました。


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■ジャニーズ事務所「報酬は頂きません」

同日、ジャニーズ事務所は公式サイトにて「被害補償及び再発防止策」の方針を発表。被害者への対応としては、対話を進める予定であることや「被害者救済委員会を設置するとともに補償受付窓口を開設」と、知見と経験を有する外部専門家からなる「被害者救済委員会」の判断に従い、被害者に対して「公平かつ適正」な金銭補償を実施することなどを記しました。

また、「弊社は失った信頼を回復できるように全力を注ぐととともに、今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」と発表。

被害者への救済、世間からの信頼回復について「長い道のりが必要であることは肝に銘じております」とし、「タレントや私ども役職員がみな一丸となって弊社の再出発に取り組んで参ります」と綴っています。


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■執筆者プロフィール

冬野とまと:千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーライター。
高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。行動心理カウンセラーの資格ありだが、自分の行動が読めない。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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