警視庁、ハンディファンの使い方に注意呼びかけ 「これは盲点」と驚く声も

屋外で使っている人も多い携帯型扇風機。熱中症対策としては注意点があるといいます。

携帯扇風機

今年は9月以降も、全国的に例年より高温となる予報が出ており、引き続き熱中症対策が求められます。

そうしたなか、警視庁警備部災害対策課の公式X(旧・ツイッター)が、携帯型扇風機の使いかたについて注意を呼びかけました。

【公式ツイート】携帯型扇風機の使いかた


■携帯型扇風機で熱中症対策するには…

28日、「夏の街でよく見る携帯型扇風機。気軽に外で使える反面、使いかたに注意しないと熱中症を招く恐れが」と切り出した同アカウント。

この理由について「人は汗が蒸発する際の気化熱で体温調整していますが、熱い外気の風を当て続けていると、汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまうとのこと」と説明しています。

熱中症を防ぐためには「濡れタオルとの併用が効果的です」とも呼びかけました。


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■「盲点」だったと驚く声も

全国的に記録的な猛暑となり、今年になって初めて携帯型扇風機を購入し、使っているという人も少なくないはず。

この投稿には「濡れタオルとの併用は目から鱗だわ」「これは盲点だね」と驚く声が。

なかには、「外での携帯型扇風機はドライヤーを持ってるようなもんだ、って聞いたことがあります」とつぶやくユーザーも見受けられました。


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■約3割、外出時は暑さ対策グッズ携帯

ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「暑さ対策グッズ」に関する意識調査を実施した際、全体で32.8%の人が「夏の外出時にいつも持ち歩く、お気に入りの暑さ対策グッズがある」と回答していました。

暑さ対策グッズ

男女別に見ると、男性は24.9%、女性は40.6%でした。

この先も全国的に厳しい残暑が続く予報が出ており、こういったアイテムを上手に使いながら、健康に過ごせるよう注意していきましょう。


【衣笠あい】

神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。
不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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