古市憲寿、新潟県民のイメージが独特 「東京の一部と思っていませんか」

新潟県で、猛暑と水不足の影響で田んぼが干上がり「今後お米の価格に影響がでてくるんではないか」という声も。

古市憲寿
21日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、記録的な暑さと水不足の打撃を受ける新潟のコメ農家を取材。

実家が新潟県だという田中良幸アナウンサーが現地の声を伝えたところ、社会学者の古市憲寿さんが新潟県民の独特のイメージを語り、スタジオをざわつかせた一幕が。


■新潟で29年ぶりの異常事態

猛暑の水不足によって、コメどころとして知られる新潟のコメ農家にも深刻な被害が出ています。番組の取材映像でも田んぼは干上がり、ところどころにひび割れが。

水分不足で倒れている稲も多く、農家の男性も「ここだけで言えば半分くらい枯れているので」「実も入っていないですねことんど。モミだけ」とのべ、1ヵ月近くちゃんとした雨が降っていないことを明かしています。

新潟県では農業用と土木用合わせて3つのダムが貯水率0%で、29年ぶりの異常事態となっていることが報じられました。


関連記事:谷原章介が新型コロナ感染 「めざまし8の対応」に古市憲寿氏がツッコミ

■70年で初めての暑さという声も

司会の谷原章介さんは、田中アナウンサーに「良幸さんの故郷、新潟のお米が心配ですね」と問いかけ。

田中アナウンサーは「昨日実家に連絡してみたんですけど、とにかく70年以上新潟で暮らしている家族が、こんなに暑くて雨の降らない夏は初めてだと、街を歩くと干上がっている水田がたくさんあると…」など、深刻な状況をリポート。

実際のコメ農家の知人に話を聞いたところ、「この暑さで収穫量が下がったり、また穫れても品質が悪くなる可能性がある。そうなってくると今後お米の価格に影響が出てくるのではないか」という声があがったそうです。


関連記事:古市憲寿、4月からの食品値上げに持論 従業員目線では「しょうがない面も…」

■古市、新潟の印象を告白

コメンテーターの古市さんは「良幸さん新潟出身だったんですね、確かに新潟っぽいというか、新潟の人ってなんか、勝手に、気分的に自分は東京の一部だと思っていませんか?」と偏見とも思われる印象を告白。

司会の谷原さんは「新潟っぽい人ってどういうことですか?」と苦笑を漏らすと、フジテレビ報道局解説委員の風間晋さんが「私も新潟です」と笑いながら牽制する一幕も。

古市さんは続けて、「コメの消費量が減っているとはいえ、まだまだお米を食べる人って多いじゃないですか? 品種改良も進んでいて暑さに強いお米って増えているらしいんですけど、なかなか水不足になっちゃうと難しいですよね」と最近の傾向を解説しています。


関連記事:古市憲寿、坂本龍一さんの“生前の言葉”を回想 「曲ができるひらめきは一瞬…」

■水害や暑さに強いコメの品種も登場か

さらに古市さんは、「新潟はお米は有名ですけどもしかしたら東北とか北海道とかコメどころっていうのが長期的に見ると移っていくのかもしれないですね」と予想。

谷原さんは「新潟でとれる品種が変わっていくかもしれないですね」と考察し、古市さんも「新潟は多分変わって行って、もっと水害とか暑さに強いお米ができていくとは思うんですけど」「そんな風にお米もありかたも、植える時期とかもどんどん変えて、なんとか調整していくんでしょうね」と私見をのべています。

・合わせて読みたい→古市憲寿、4月からの食品値上げに持論 従業員目線では「しょうがない面も…」

(文/fumumu編集部・星子

古市憲寿『誰も戦争を教えられない』【Amazonでチェック】