この時期に現れる“着物浴衣警察” その道のプロが伝えた“黙らせるひとこと”にEXITも感心

りんたろー。さんは、イベントで浴衣を着た際、蛍光のベルト、スニーカーにサングラスだったのに批判されなかった理由を分析。

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(画像は『ABEMA Prime』より)

ネットにはびこる指摘したがりの「○○警察」。コロナ禍では「自粛警察」「マスク警察」なども目にしましたが、夏祭りが盛んになるこの時期に現れるのが「着物浴衣警察」。

3日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)では、ゲストで登場した服飾研究科の女性が伝えた「着物浴衣警察」への返しに、MCを務める EXIT (りんたろー。さん、兼近大樹さん)も感心した表情を浮かべました。


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■5年間“着物浴衣警察”と同じようなやりとり

他人の着付けや着こなしを注意する/安価でポップなものを悪く言う/「着物のあり方」の思想を押し付ける「着物浴衣警察」。番組に出演した、実業家でファッションデザイナーのハヤカワ五味さんも“取り締まられた”ひとり。

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5年前、お気に入りの浴衣を着て祭りに行った時の写真を投稿すると…「襟元が緩んでる」「もっとキレイに着れるのに残念」「もっとこう着たらどうでしょうか」などのコメントが殺到。

ハヤカワさんは日本舞踊をやっていたこともあり、正しい着方を知っている上で「今の暑さは昔の日本と違うから、耐えられない。涼しくなるよう軽装備にしているのに、それでもめちゃくちゃ言われる」と説明。浴衣の写真を投稿する際は「着物浴衣警察お断り」と書いているにも関わらず、毎回指摘してくる人がいるようです。


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■りんたろー。の“着崩し”に批判がこないワケ

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この件に、りんたろー。さんは「五味ちゃんで怒られてたら、俺らどうなっちゃうんだっていうくらい着崩してますけど」と切り出し、夏のイベントに参加した際は、帯ではなく蛍光のベルト、スニーカーにサングラスとスタイルだったことを回顧。

ただ、りんたろー。さんの“着崩しスタイル”には批判の声は届いていないようで「イキすぎてこないのかもしれない」と予想し、スタジオを笑わせます。

つづけてりんたろー。さんは「新規参入の新しいファン層が入ってくることを恐れるという文化ってある。その敷居の高さが文化を衰退させてるんじゃないかなと」「五味ちゃんが浴衣を楽しんでいるということでプラスになる。そういうことも考えてほしい」とコメントしました。


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■着物浴衣警察を撃退するひとことに「かっこいい!」

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ゲストで登場した服飾研究科であり、着物の着こなしや文化に精通する山口志ゑ里さんは、浴衣の起源に言及。「安土桃山時代に、大名がお風呂に入るときに素っ裸になることはなかった。白い薄手の湯帷子(ゆかたびら)というものを着て蒸し風呂に入っていた」と説明。

その後、江戸時代中期に銭湯の文化になりますが、銭湯から出たときにパッと簡単に羽織るものとして使われていたことを伝え「もともとはバスローブとして着たわけで、どういう着方をしたっていいわけですよ。それにわーわー言うのは本末転倒」と苦言を呈します。

また、浴衣の着こなしに指摘する相手に対して「一発で解決する方法がある」という山口さんは、「『浴衣よ? これ』、それでいいんです」と助言を送ると、EXITやハヤカワさんをはじめ、スタジオでは「おー!」「かっこいい!」と感心しました。


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■「あえて逆」に憧れる兼近

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とはいえ、左が内側で右が外側の「左前」は“死に装束”のため、浴衣でも気をつけたほうがいい、とのこと。

この説明に兼近さんは「わざと『俺、死ぬ気で頑張ってんだ』という意味でだったらどうなんですか?」「あえて逆、とかかっこいいと思う」と質問を投げると、山口さんは「それは『花の慶次』の読みすぎです」とツッコみながらも、「確かに、時代劇でそういう見せ場もありますけど」と返しました。

現在は“浴衣”とひとくちに言っても、セパレートタイプやワンピースとしても使える2WAYタイプなど様々なものが登場しています。楽しい気持ちで着ているなかで、指摘をしてくる人がいたら「浴衣よ? これ」と返して夏祭りを楽しみたいですね。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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