本格的に暑くなってきた今日このごろ。虫たちの活動も活発になり、虫刺されでつらい思いをしている人もいるのではないでしょうか。
■約7割、蚊に刺されたあとが酷く腫れ…
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で70.5%の人が「蚊に刺されたあとが酷く腫れてしまった経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は64.4%、女性は76.5%という結果に。
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■痒くて掻きむしってしまい悪化
編集部が話しを聞いた60代の女性は、「虫に刺されると痒くて掻きむしってしまうせいか、なかなか腫れが引かず、治るのに時間がかかります」とコメント。
子供が蚊に刺されるたびに腫れて大変だという30代の女性は、「はじめのうちは市販のかゆみ止めを塗るのですが、パンパンに腫れてくるので、結局皮膚科を受診しなければならず大変です」と悩ましげに話していました。
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■アレルギーには「即時型反応」と「遅延型反応」
沢井製薬の公式ページによると、虫刺されによるアレルギーには「即時型反応」と「遅延型(遅発型)反応」の2つのタイプがあり、「即時型反応」は、虫に刺された直後からかゆみなどの反応が出て数十分で治まるそうです。
一方の「遅延型反応」は、刺されて数時間後に反応が出て、数日から一週間程度かけて症状が改善していくとのこと。長引くかゆみなどの症状は、この「遅延型反応」によるもののようです。
■症状が酷い場合は医療機関を受診
なかには、「蚊アレルギー」という激しい症状を起こす人もいるそう。EBウイルスに感染した人の一部に起こる非常に稀な疾患だそうで、刺された箇所がひどく腫れたり、リンパ節が腫れ発熱したりといった全身症状が現れるといいます。
「蚊アレルギー」とまではいかなくても、腫れがひどい場合には、ただの虫刺されだからと判断せず、医療機関を受診するようにしましょう。
肌の露出が多くなるこの季節、日焼けや暑さ対策に加えて、虫刺され対策もしっかりと行いたいですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)