谷原章介、土石流の被害者を気遣う 「足が弱っている方の避難っていうのは…」

高齢の母親と暮らす男性が番組の取材に応じ、避難時の様々な課題が浮き彫りに。

谷原章介

11日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、福岡県久留米市の土石流災害の現場と中継を繋いでリポート。

司会の谷原章介さんも被害にあった男性の言葉に耳を方向け、足の悪い高齢者を連れて避難をする難しさに言及しました。


■地形自体が変わってしまった現場

久留米市田主丸町では少なくとも住宅7軒が土石流に巻き込まれ、70代の女性1人が死亡したと報道されています。

現場は11日朝の段階で、住宅があった場所には残骸もなく大きな岩や大木などが散らばっている状態。番組によると「家が一回転する形で流された」もようで、少し離れた場所に「2階の一部」のみ見受けられました。

現場の映像からは、大量の土砂が一気に流れ込んで地形自体が変わってしまった様子を生々しく伝えられました。


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■高齢の母を連れて避難するのは困難?

番組では、土砂が玄関まで押し寄せた被害者にもインタビュー。憔悴した面持ちの男性は高齢の母親と暮らしているとのことで、玄関が塞がって当初は「外に出ることもできなかった」そう。後に窓から救助されましたが、現在も家の中には泥が見受けられます。

昨夜は停電をする中で2人で過ごしたと聞いた谷原さんは、「雨が強い中、早めに避難するとかは意識をされていたのでしょうか?」と質問。男性は「そうですねちょっと、母親があれなんで……」と答え、足の悪い母を連れて避難する困難さに言及しました。


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■高齢者の避難所生活の難しさにも言及

自身も親と同居をしているという谷原さんは、「避難されようとしてもご高齢のお母様がいらっしゃると、なかなか避難は難しい感じですよね」と共感。

男性も、「体育館に行くぐらいならここにおるという感じ……体育館は厳しいですよねいろいろ、年寄にしてみれば」と高齢者の避難所生活の難しさについてもコメント。

また「お片付けの人手とかは足りてらっしゃいますか?」という問いかけには、「役場のほうにも連絡したのですが、まだそんな段階じゃないですね…」と話し、一日も早い電気の復旧を願っていました。


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■災害弱者に配慮した避難計画

今もなお捜索が続く、豪雨被害の現場。九州北部では広範囲に被害が及び停電も続いているとのことで、熱中症も心配されています。

谷原さんは「だんだん高齢になって足が弱っている方の避難っていうのはすごく難しいですよね」「早めにどこに避難したらいいのかっていうのもなかなか分からなかったりしますからね」とのべており、災害弱者と呼ばれる高齢者に配慮した避難計画の必要性が浮き彫りになりました。

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(文/fumumu編集部・星子

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