「Threads」誕生の裏で… 激おこだと思っていたイーロン・マスクがふっかけた“プロレス”が話題

ザッカーバーグが11年ぶりにツイッターに投稿した画像「2人のスパイダーマン」も話題に。

イーロン・マスク

国際ジャーナリスト・山田敏弘さんが6日、自身のYouTubeチャンネル『スパイチャンネル』を更新。

米X(元Twitter社)のイーロン・マスクと、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグの“ガチバトル”だと思われているやりとりが、じつは“プロレス”であることを説明し、「やってほしい」と期待を寄せました。

【動画】あまり知られていなかった「Threads」のリリース。イーロン・マスクは宣伝を助けた?



■「決着つけるか?」の返信にSNSは盛り上がり

インスタグラムを運営するMetaは6日、「Thread(スレッズ)」を正式にリリース。1日経たずして登録者が3,000万人を超え、さっそく盛り上がりを見せました。

「ツイッター競合アプリ」とも言われており、イーロン・マスクは“激おこ”で、近々リングでガチファイトが行われるとされています。ことの発端は先月8日、ザッカーバーグが全社ミーティングで「健全なTwitterの必要性」を訴え、これを受けてイーロン・マスクは「ケージマッチで決着つけるか?(笑)」とツイート。

おそらく冗談だとされていますが、ザッカーバーグから「Send Me Location(場所を教えて)」と返事がきてしまったことから、SNS界隈で話題となりました。



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■強くなっていたザッカーバーグ

ザッカーバーグより身長が10cm高く、体重は10kg重いイーロン・マスク。迫力ではイーロン・マスクのほうがありそうですが、山田さんは「最近ザッカーバーグは柔術にハマってる」とオタク気質で運動とは程遠かったザッカーバーグがコロナ禍でサーフィンをはじめたことを説明。その後マーシャルアーツをはじめ、柔術にどハマりしたようです。

さらに、5月にはシリコンバレーのブラジリアン柔術選手権に初出場して金・銀メダルを獲得していることに触れ、「強くなってる。それをフェイスブックにガンガン載せてるのをイーロン・マスクは知ってて『ゲージでやってやるぞ』と挑発したら、『場所教えろ』に対して、『ラスベガスの六角形のリングの上でUFC(※世界最強のファイターが集う究極の総合格闘技)の形でやりましょう』ということになった」と解説。

さらに「UFCの人は、ペイ・パー・ビューとかでやったら、史上最高額くらい稼げるんじゃないかと言っている。でも、2人とも大金持ちだから、金はいらない。だから全部チャリティにしようと動き出している」と、本当にラスベガスで2人が戦う日が来るのでは…と予想しました。



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■ザッカーバーグは11年ぶりにツイート

「以心伝心で“プロレス”をやってる感じはする」というスタッフに、山田さんは「そうなんですよ。実際にイーロン・マスクがふっかけていかなかったら、Metaがツイッターのようなプラットフォームを作るというのを知らなかった人がいっぱいいると思う。だから宣伝にもなってる」と説明しました。

つづけて「多分イーロン・マスクが助けてる。彼はそういうところがある。宣伝として助けてる部分もあって、そうすることで自分たちにも返ってくる…それで回してる」と分析し、「やってほしい」と2人の対決に期待を寄せました。

ちなみに「スレッズ」リリースした数時間後、ザッカーバーグは11年ぶりにツイッターを更新。2人のスパイダーマンが対決している画像を投稿しています。

続きを読む ■2人の“チャリティ”一戦に期待

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