復讐の先にある最高のラストに視聴者「余韻に浸りまくり」 『夫婦が壊れるとき』最終話

ついに迎えた最終回! 思いが交錯する不倫と復讐が完結。

夫婦が壊れるとき
(画像は『夫婦が壊れるとき』より)

昴太(吉沢悠)に突き飛ばされ倒れる陽子(稲森いずみ)や、お腹の大きくなった理央(優希美青)と陽子が鉢合わせる場面など、印象的なシーンが盛りだくさんだった今回の放送に、SNSで本作を絶賛する声が上がっています(ネタバレを含みます)。


■海で何があった?

昨夜最終回を迎えた、ドラマ『夫婦が壊れるとき』(日本テレビ系)。今回は前回のラストの続き、息子・凪(宮本琉成)と思い出の海で話している回想からの幕開けでした。愛する息子に「好きじゃない。今のママは」と言われた陽子は、後ろ手にはさみを持っていて…。

一方その頃、夫の昴太は凪を探して、陽子の家に来ていました。ほどなくして陽子が帰宅。昴太が、凪をどこへ連れて行ったのかと問い詰めると、なんと陽子は髪の毛を取り出したのです。

「あなたを苦しめるためだったらどんなことだってする。子供を失って、地獄を味わって」「あなたにだけはあの子を渡したくなかった」という陽子の言葉。そして意味深なアイテム”髪の毛”の登場に、SNSでは「凪生きてるか?」「凪ちゃんまさか」「髪の毛…まさか、陽子さん?」など凪くんを心配する声が続々。

結局、凪は車で陽子を待っていただけで無事だったのですが、あの海で父と不倫相手の間に子どもが産まれることや家のお金を使い込んだことなどを知り、昴太をあからさまに拒否するようになりました。後ろ手に持ったはさみは、陽子が自分の髪を切るために使った様子。

「凪くんにも見捨てられたwww」「確かに昴太の自業自得です」「凪くんが最後に選んだのはやっぱママやったか」と安心のツイートが多数見られました。


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■完璧な離婚が成立

その後、逆上した昴太が陽子を突き飛ばし怪我をさせたことを逆手に取って、刑事処罰は求めない代わりに親権、家、お金すべての条件を飲む離婚に成功しました。

これは元患者である神崎弁護士の協力が大きいのですが、そんな味方を得られたのも陽子のこれまでの行いが良かったからですね!

また、DV彼氏が逮捕され、芽衣(結城モエ)にも平和が訪れます。陽子が助けた人たちまで幸せになるのも◎!

そして、窮地に立たされていた職場では、お咎めなしとなりました。理事長・大庭(長谷川初範)は、辛い経験をしても薬にもお酒にも頼らなかった陽子の強さを評価。

この展開には、「家も親権も財産も全て手に入れたんですね陽子さんよかった!」「めいちゃんも良かったね! DV男じゃなくてまともな人と出逢うんだよ。陽子さんに巡り会えて良かったね」「離婚成立おめでとう」「真っ当に一生懸命生きている人が、報われる結末はホッとする」と、陽子の平穏が戻ったことを喜んでいる視聴者が多いようでした。


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■変わらなかった陽子の優しさ

離婚後、出掛けた先で理央、昴太と鉢合わせした陽子。知らないふりでもいいところですが、陽子は「ゲーム教えて」と、向かいに座っていた凪を自分の隣に移動させます。

そうすることで、こちらに気付いた夫に凪の顔を見せたあげた陽子なのでした。

「凪くんの顔みせてあげた」「優しいな、最後に凪くんの顔を昴太が見られるようにして」というツイートもあり、視聴者も陽子の寛大さに感動。

しかし、気付いた上で息子に無視されたことが昴太にとって不倫の一番の罰になったかもしれません。

13話に渡って放送された本作は、深夜枠でありながら話題のドラマとなりました。Twitterでは、陽子がされたことを考えると「復讐がぬるい」という意見も多々ありましたが、「陽子さんと凪くんに幸あれ」「余韻に浸りまくり」とハッピーエンドを賞賛する声も多く集まりました。

賛否両論あるというのは、それだけ考えさせられた作品だったということ。今作をキッカケにイギリス版、韓国版を観る! といった声も見られました。

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(文/fumumu編集部・福野 エリカ

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